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» 2001年08月31日 00時00分 UPDATE

OfficeXP導入後,不審なディスクアクセスが増えた

[森川拓男,ITmedia]

 OfficeXPを新たに導入すると,Officeのアプリケーションを起動していないときでも,頻繁にハードディスクアクセスが発生するようになる。一瞬ウィルスやトロイの木馬などの遠隔操作ソフトが入っているのではと思ってしまうが,これはOfficeXPより導入された「高速検索のサポート」が働いているためなのだ。「MOSearch.exe」というプログラムで,スタートアップレジストリから毎回起動するようになっている。

 高速検索のサポートは一見便利なように思える機能だが,これが定期的に働くことで,スキャンディスクやデフラグがたびたび中断してしまうという不具合も発生する。以下の手順で高速検索のサポートを無効にしてしまおう。これでわずらわしいハードディスクアクセスからは開放される。

画面
インストール済みのOfficeXPアプリケーションのいずれかを起動して,「ファイル」−「検索」を選択する

画面
右端に「検索ウィンドウ」が表示されるので「検索オプション」をクリックする

画面
「インデックスサービスの設定」ダイアログが表示される。デフォルトでは「はい,インデックスサービスを使用できるようにます」にチェックが入っているので,「いいえ、インデックスサービスを開始しません」にチェックを入れてOKをクリックしよう。これでOfficeXPアプリケーションは終了させてよい

画面
万が一以上の手順でもハードディスクアクセスが続く場合,「スタート」→「ファイル名を指定して実行」から「msconfig」と入力して「システム設定ユーティリティ」を起動させる。「スタートアップ」タブを開いて,「MOSearch」の左のチェックを外して,OKをクリックし,再起動すれば大丈夫だ

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