Windows98などに,WindowsXPやWindows2000をインストールしてデュアルブート環境を構築すると,WindowsXPやWindows2000が標準起動OSになる。しかし,新しくインストールしたOSがメインに使うものでない場合は,標準起動OSをよく利用するものに変更しておきたい。各OSごとに変更手順をまとめたので,以下の手順で変更してみよう。
a)WindowsXPが標準起動OSの場合
「スタート」−「コントロールパネル」から「システム」を起動する
「詳細」タブをクリックして「起動/回復」の「設定」をクリック
「既定のオペレーティングシステム」を,プルダウンから標準で起動したいものに設定する。「OK」をクリックして設定を保存すれば設定終了
b)Windows2000が標準起動OS場合
マイコンピュータを右クリックして「プロパティ」を選択する
「詳細」タブをクリックして「起動/回復」ボタンをクリックする
「既定のオペレーティングシステム」を,プルダウンから標準で起動したいものに設定する。「OK」をクリックして設定を保存すれば設定終了
c)Windows9x/MeからWindows2000やWindowsXPを標準起動OSにしたい場合
エクスプローラでCドライブのルートディレクトリを開き,「BOOT.INI」ファイル上で右クリックして「プロパティ」を選択する。一番下の属性の「読み取り専用」のチェックを外す。もしもファイルが見当たらない場合は,フォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示する」にしておこう
「BOOT.INI」をダブルクリックするとメモ帳が起動するので,「boot loader」セクションにある「Default」で標準起動したいOSを設定する(OS指定は[operating systems]セクションの「=」の左側で指定する)。変更を保存終了すれば設定終了だ
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