Windows2000 ProfessionalではWindows2000 Serverと違って,規定でログオン画面に「シャットダウン」ボタンが表示されている。つまりログオンできない(アクセス権を持たない)ユーザーでもシャットダウンができてしまうわけだ。これを,Windows2000 Serverと同様に,ログオン画面からシャットダウンボタンを表示させないようにするには,以下の手順でセキュリティポリシーを設定すれば対応できる。
コントロールパネルから「管理ツール」−「ローカルセキュリティポリシー」を選択する
「セキュリティポリシー」編集画面の左側から「セキュリティの設定」−「ローカルポリシー」−「セキュリティオプション」を選択し,「システムをシャットダウンするのにログオンを必要としない」のポリシー項目をダブルクリックする
ここでデフォルトの「有効」が選択されていると,ログオン画面にシャットダウンボタンが表示される。「無効」を選択してOKをクリックして,ローカルセキュリティ設定画面も終了しよう。これで,次からログオン画面のシャットダウンボタンを消すことができるのだ。再び表示させるには「有効」にすればよい
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