Tips記事
» 2002年08月29日 13時23分 UPDATE

レジストリエディタを常にキーがすべて閉じた状態で起動したい

[森川拓男,ITmedia]

 レジストリエディタはWindowsのさまざまな設定を行うツールで、このWindows Tipsでもたびたび紹介している。このレジストリエディタだが、再起動するたびに前回開いていたキーが表示されるようになっている。いつも同じキーを設定するならいいが、まったく別のキーを編集する際には、深い階層のキーを開いた状態であっては、目的のキーを探すのにも時間がかかってしまう。すべてのキーを閉じた状態で起動するように設定し直してみよう。

画面
スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」で「regedt32」と入力する

画面
次のキーを開く
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows
\CurrentVersion\Applets\Regedit

画面
「LastKey」エントリーをダブルクリックし、「値のデータ」の文字列を削除してOKをクリックする

画面
レジストリエディタのメニューから「編集」−「アクセス許可」を選択する

画面
「詳細設定」をクリック

画面
設定を反映させるユーザーを選び、「詳細設定」をクリック

画面
「Regeditのアクセス許可エントリ」ウィンドウが表示されるので、「値の設定」項目の「拒否」にチェックを入れる

画面
regedt32を終了させるが、途中でこのような注意が表示される。この場合、「はい」をクリックして閉じればいい

画面
これで「ファイル名を指定して実行」から「regedit」を実行すると、すべてのキーが閉じられた状態でレジストリエディタが起動する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ