フォルダオプションを利用できないようにする

　Windowsのフォルダオプションは、フォルダの表示方法など、フォルダ全般に関する設定を行うものだ。しかし、フォルダの見た目だけでなく、Windowsにとって重要な、フォルダ関連の設定・変更を行う部分でもある。仮に、よく分かっていない人がここをいじってしまった場合、Windowsの使い勝手そのものを大きく損なうことにもなりかねない。そこで、フォルダのメニューバーの「ツール」から「フォルダオプション」そのものを消してしまおう。

フォルダのメニューバーから「ツール」を選択すると、「フォルダオプション」がある。ここからフォルダのみならずファイルの関連付け設定も可能なのだ

レジストリエディタで以下のキーを開く。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows
\CurrentVersion\Policies\Explorer

キー上で右クリックし、「新規」−「DWORD値」を選択する

「新しい値 #1」を「NoFolderOptions」に変更する

作成した値をダブルクリックし、「値のデータ」に「1」を入力してOKをクリック、レジストリエディタを終了し、Windowsを再起動する（ログオフ、再ログオンでも可）

フォルダのメニューバーから「ツール」を選択すると、「フォルダオプション」が消えていることが分かる。再び表示させるには、先ほど作成した「NoFolderOptions」の値のデータを「0」に変更すればよい