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» 2003年06月13日 15時30分 UPDATE

Windows Media Player9を使いこなすにはWindows XPが必要か?

[森川拓男,ITmedia]

 Windows Media Player9(以下、WMP9)はこれまでのMedia Playerと比べて大幅に機能が追加されているが、WindowsXPでしか利用できなかったWMP8と違い、Windows 98/Me/2000でも利用可能になった。しかし、WMP9の機能を使いこなすためには、実はWindows XPでないと役不足。Windows XPでしか利用できない&制限される主な機能は《表》の通りだが、WMP9で強化・追加されていて便利な機能ばかり。Windows 98/Me/2000でも“使える”と言っても、それではWMP9の真価を発揮できないようだ。特に、オンラインを利用した再生もかなり強化されているので、WMP9でブロードバンドコンテンツを利用する機会の多い場合などは、ハードウェアの対応状況を確認してから、Windows 98/Me/2000からWindows XPへのアップグレードを検討した方がよいかもしれない。

表■WindowsXPでしか利用できない主な機能一覧
機能 98/Me/2000 XP
インフォセンター表示 ×
拡張タグエディタ ×
歌詞の表示と編集 ×
同期した歌詞 表示のみ
全画面表示コントロール ×
ミニプレーヤーモード ×
自動再生リスト ×
音楽ファイルの情報更新 ×
フォルダの監視 ×
クロスフェードと音量の自動調整 ×
静音モード ×
再生速度の設定 ×
メディアリンクの電子メール送信 ×
色の選択 ×
HDCD対応 ×
マルチチャンネルオーディオ ×
WMA可逆圧縮 ×
ビデオCD/DVD再生 ビデオCDのみ DVD再生可(要コーデック)
データCD作成 × HighM.A.T形式対応(ビデオ不可)
音楽CD作成時の自動レベル調整 ×

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