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» 2003年02月28日 00時00分 UPDATE

情報システム用語事典:ピュアプレーヤー(ぴゅあぷれーやー)

pure player

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 ビジネスプロセスのすべてがインターネットで完結するネット専業企業のこと。インターネット・ピュアプレーヤー、クリック&クリック、ネットジェネ(ネット生まれ)ということもある。

 これに対して、リアルビジネスとネットビジネスを兼業する企業をクリック&モルタルという。

 インターネットとWebが一般に普及し始めた黎明期においては、店舗(Webサイト)を構えられるだけの資金があれば、ビジネスをグローバルに展開することができ、店舗の維持コストなどがかからないネットビジネスは、「新しいビジネスモデル」として脚光を浴びた。この期待がドットコムバブルに繋がることになる。

 しかし、Webサイトの増加などにより顧客誘導のためにマーケティングコストがかかるようになるなどの要因により、1999年ごろにはピュアプレーヤーのビジネスモデルでは大きな利益をあげることは困難だとされるようになった。

 ただしピュアプレイヤーでも、ブランド構築に成功した企業は、有利にビジネスを進めている。例えば書店のアマゾン・ドットコム、オークションのe-Bay、ポータルのYahoo!、金融サービスのイー・トレード証券、ショッピングモールの楽天市場などがそれに当たる。

 ただし、アマゾン・ドットコムが米国で物流を委託していた取引先の取次会社がライバルに買収されたため、やむなく自社で物流センターを構築し、持たざる経営からの転換を余儀なくされたり、無店舗である点こそが強みと思われていたイー・トレードなどのオンライントレーディング企業も店舗展開を始めるなど、次第に“純粋”なピュアプレーヤーではなくなる例も見られる。

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