LFD(えるえふでぃー)情報マネジメント用語辞典

lane flow diagram / レーンフロー図

» 2005年09月30日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 ビジネスフローを視覚化した図で、部門や作業者ごとにレーンを設け、URLのユースケース図のスタイルで記述していく。

 誰が、何を、どの順序で行うのかを視覚化することで、責任の所在と業務の流れを直感的に理解することで、開発者とエンドユーザーがコミュニケーションを取りながら要求定義を行う場合などに有効なツールである。

 以下のようなルールで作成される。

  • 矢印は、「業務の流れ」「順序」を表す−データの流れは補助的に最小限に点線で示す
  • Boundary(画面モックアップの作成)の出現タイミイングを示す−作業者が操作を行うタイミング
  • 動詞と目的語のみで注釈を記す
  • コンピュータ・システムに期待する機能は、最も右側のレーンに集中する
  • そのほかのルールは、「規約」として定めない

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