サイト内検索をコンテンツに生かす、「NOREN」にアクセス解析製品アシストが5月に発売

» 2008年04月16日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 アシストは4月16日、Webコンテンツの管理システム「NOREN」ファミリの新製品としてアクセス解析ソフトウェア「NOREN5 Experience Server」を5月1日に発売すると発表した。サイト内検索の結果をWebサイトの改善に生かすことができるツールで、NOREN5と連動して利用できる。

 Experience Serverは、Webサイト内の検索機能にユーザーが入力した検索キーワードを集計することができる。その集計結果からサイト内検索や、その結果画面をカスタマイズできるのが特徴。Experience ServerはNOREN5の管理画面から利用でき、検索キーワードの分析からカスタマイズまでを同じ管理画面内で行える。

 実行できるカスタマイズは、ユーザーが検索ボックスにキーワードの一部を入力するとキーワードを先読みして候補を表示する機能や、検索結果に関連キーワードを表示する機能、検索結果をカテゴリに分けて表示する機能など。これらの機能をサイト内検索に盛り込むことで、ユーザーのニーズに応えることができると同時に、サイトの運営者側が見せたい情報を効果的にユーザーに見せることができるという。

NOREN5の「ダッシュボードマネージャ」
特定の指標、コンテンツを詳しく調べることができる

 アクセス解析機能はNOREN5の「ダッシュボードマネージャ」から利用可能で、ページビューや検索語リストなど100種類以上の指標についてレポートを受け取ることができる。各指標について詳しく調べる場合は、「Log Analytics」機能を使ってWebサイトの各コンテンツをドリルダウンで調べることができる。

 Experience ServerはWindows、Linux、UNIXで稼働。価格は490万円(税別)から。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ