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» 2009年06月05日 00時00分 UPDATE

テレビ会議でじゃんけんができるようにしたい:H.264ソフトウェアコーデックをベースとしたテレビ会議システム

[大津心,@IT]

 ディアイティは6月5日、独自開発のH.264ソフトウェアコーデックを基本としたテレビ会議システム「DayConnect PRO TV会議システム」(以下、DayConnect PRO)を発表した。出荷開始は7月1日から。

三橋氏写真 ディアイティ 常務取締役 三橋薫氏

 DayConnect PROは同社が独自開発したH.264ソフトウェアコーデックを採用し、QQVGA(1600×1200)からフルHD(1920×1080)までの高解像度配信を実現したTV会議システム。独自コーデックを採用したことで、フルHDに対応したうえで30fps・遅延100ミリ秒以下を実現しているという。使用する帯域はVGAで最大8Mbps程度、1080iで最大30Mbps程度。また、TV会議でポイントとなる「会議の切断」を防ぐために、フレームレートや画質を調整して画像の途切れを防ぐようにしているという。ユーザーは、クライアントから管理サーバへアクセスして相手側を呼び出す仕組みなので、クライアント側に相手連絡先や会議情報を持たないのも特徴だ。

 ディアイティ 常務取締役 三橋薫氏は、「商品は基本的にアプライアンスとして提供するが、システム自体はソフトウェアで実現しているので、システムカスタマイズやハードウェアスペックは自由に変更できるのがポイントだ。ハードウェアに依存していなので、ユーザーの要望に応じてさまざまなカスタマイズを加えることができる」と説明した。

画面イメージ 「DayConnect PRO TV会議システム」の画面イメージ。この画面は6地点とつながっており、メイン画面に4個所が表示されている例。右側のバーに基本機能が集約されている

 また、最大128拠点まで接続できるほか、資料共有も可能だ。商品は管理サーバ「DayConnect PRO サーバ」と、クライアント側の「DayConnect PRO クライアント」で構成されており、クライアントはフルHDに対応した「DayConnect PRO HD」やSD対応の「DayConnect PRO SD」、タッチパネル式パネルを供えた「DayConnect PRO Touch/Portable」などが用意されている。

 三橋氏は、「まだまだ、ビジネス会議でフルHD画質は必要とされていないと思われるが、医療用途やセミナー動画配信など、フルHD動画のニーズもある。序々にニーズを掘り起こし市場を開拓していきたい。遅延の少なさが特徴で現在100ミリ秒程度なので、テレビ会議システム上でじゃんけんができるくらいにまで遅延をなくしたい」と抱負を語った。

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