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フールプルーフ（ふーるぷるーふ）：情報マネジメント用語辞典

foolproof

» 2009年08月24日 00時00分公開

[＠IT情報マネジメント編集部，＠IT]

　安全設計に関する用語で、製品／システムに誤った操作をしても事故や障害を起こさず、あるいはそもそも誤った操作ができないような機構や仕掛けのこと。操作が簡単で、だれにでも使えるという意味で使われる場合もある。

　“fool proof”を直訳すれば「愚か者に耐性を持つ」となるが、初心者や非熟練者などの知識をもたない人間、もしくは知識を持っていてもうっかりしてしまうことがある人間――すなわち、誰が使っても安心・安全・簡単に利用できるようにする設計思想がフールプルーフである。

　例えば、扉を閉めないと加熱できない電子レンジ、正しい方向からでないと差し込めないカードやプラグ類、レギュラーガソリンとハイオクで形状の異なるガソリンスタンドの給油ノズル（米国の例）などがフールプルーフに当たる。

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