desk checking / 机上検査
テスト(注1)やピアレビュー(注2)を行う前に人間が目視でソフトウェア成果物(注3)の確認を行うこと。通常は作成者本人によるセルフチェックである。
かつてはプログラムコードを実機で実行する以前にコードリストを紙に打ち出し、間違いがないかを確認するのが当然だった。今日でも仕様書や設計書などの見直しは当然の作法であろう。
ただし、人間は自身の作ったものを集中力をもって再読するのは困難で、それゆえにピアレビューの効果や重要性が強調される。
▼『ソフトウェア・テストの技法〈第2版〉』 グレンフォード・J・マイヤーズ、トム・バジェット、テッド・M・トーマス、コーリー・サンドラー=著/長尾真=監訳/松尾正信=訳/近代科学社/2006年7月(『The Art of Software Testing: 2nd ed』の邦訳)
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