ITmedia
Today on ITmedia 2004年09月13日 19時55分
Home News Enterprise AnchorDesk Mobile PCUPdate LifeStyle Games Shopping Jobs
Security | Developer | Case Study | Survey | IT Premium | Mail Magazine | ケータイ・サービス
用語辞典 | ソフトバンクの出版物 | Site Map | Ranking » Top30
表紙

Click Here!
高速インターネット入門
14万人のインターネット大調査
WEB OF THE YEAR 2002
ホームページ作成講座

Yahoo! Internet Guide 2003年1月号 2003年1月16日(木)
光ファイバー
高速回線実力調査 Broadband

●図23
現在利用している回線の最大通信速度はどのタイプですか?

図
光ファイバー接続ユーザーに、回線の最大通信速度を聞いた。6割近い人が100Mbpsの回線を利用している

 関西電力系のケイ・オプティコムは、月額6000円(eoホームファイバー:プロバイダ、端末使用料込み)というバーゲン価格で、100Mbpsの光ファイバーを提供している。また、4月のサービス開始当初から、関西地域1府5県78市町村(対象540万世帯)で同時に申し込み受付開始という離れワザをやってのけた。実は、同社は関西電力からアステル関西のPHS事業を営業譲渡されており、光ファイバー接続事業には、PHS用に構築した光ファイバー網をそのまま利用している。そのため、PHSのエリアがほぼそのまま光ファイバー接続のエリアに“化けた”格好だ。シェア2位の裏には、バーゲン価格と参入早々の広域エリア展開というパワーが隠されていたのだ。

 また、3位にはマンション系の光ファイバー接続が入っている。都市部を中心にマンションデベロッパーが光ファイバー対応マンションを積極的に展開していることの表れだろう。

 図23は、利用しているサービスの回線速度(理論値)を聞いた結果。6割近い利用者が「100Mbps」と回答している。現状では、一部のメニューを除いてほとんどのサービスが最大100Mbpsをうたっており、「光ファイバー接続=100Mbps」というイメージが定着している。今後も100Mbpsの割合はさらに増えるだろう。

3割近くが40Mbpsと回答
なかには1Mbps未満の例も

 図24図25は、光ファイバー接続ユーザーの実効速度の分布を表している。100Mbps回線ユーザーの速度分布(図24)では、3割近い人が40Mbps以上と回答。まさにこの人たちは「光ファイバーにしてよかった!」と思っているのではないだろうか。

 その一方で、10Mbps以下の人も2割程度いる。この中には、マンションなどの集合住宅で利用している人が多く含まれていると推測される。マンションなどは、建物までは100Mbpsの回線が来ているが、建物の内部はVDSLなどを利用して10Mbpsの回線に分岐している例があるからだ。これらを合わせた平均実効速度は26.9Mbpsであった。

 10Mbps回線ユーザーの速度分布(図25)では、全体的に見ると5Mbps以上が多く、まずまずの結果。平均実効速度は6.6Mbps。ちなみに、「10Mbps」の部分が多くなっているのは、理論値と実効速度を混同して回答した人が多くいたためと思われる。

●図24
100M回線利用者の実効速度(下り)分布

図

●図25
10M回線利用者の実効速度(下り)分布

図 光ファイバー接続ユーザーに実効速度を尋ね、各速度範囲における人数を全体に対する割合に換算、グラフ化した

前 高速回線実力調査 17/30 次


SEARCH
@IT sbp 会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 採用情報 | サイトマップ | お問い合わせ
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。