ベスタクスは、「何も足さない、何も削らない」をコンセプトとしたヘッドフォン「HMX-05」の後継機「HMX-07」を4月19日に発売する。価格はオープンプライス。
プロ向けのDJ機器を製造してきたベスタクスが送り出すポータブルタイプの密閉型ヘッドフォン。40ミリ径ドライバーを搭載し、「低音を主張しすぎることなく、楽器本来の音を忠実に再現する。プロ向け楽器メーカーならではのバランスのとれたサウンド」(同社)という。再生周波数帯域は20〜2万Hzで、インピーダンスは22オーム、感度は103dBというスペックだ。
「HMX-05」の丈夫でフレキシブルなボディーを継承。本体は折りたたみ式で、コンパクトに持持ち運べる。さらに吸湿性と速乾性を向上させた新開発のイヤーパッドと組み合わせ、過酷な環境下でも利用できる耐久性と装着性を目指した。
ケーブルは着脱式。1.2メートルのOFCケーブルが付属するほか、オプションとして、その日の気分や服に合わせて選べるカラーケーブル(HFC-1)も用意した。カラーケーブルはレッド、グリーン、パープルの3色をラインアップする。
また、あわせてコンパクトなDJコントローラー「Spin2」のレッドバージョンも発売する。HMX-07同様、存在感のあるレッドを採用したモデルで、ノブのカラーチェンジも可能。「デザインのオリジナル性はもちろん、視覚的なパフォーマンス性も向上する」(同社)という。
iOS用のDJアプリ「djay2」やVJアプリ「vjay」と連携。iPhoneやiPadを接続するだけで本格的なDJプレイが行える。サウンドエンジンには、ベスタクスのプロ機器にも使われている24bitの「ビットパーフェクトオーディオ」を使用。トリッキーなプレイを演出するROLLやSAMPLER、ミックスを盛り上げるエフェクトといった機能を搭載している。
「Spin2 RED」は3月29日に発売予定で、価格はオープンプライス。実売想定価格は3万3100円(税抜き)となっている。
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