東京モーターショー2017
東京モーターショー2017、「変形しそう」なコンセプトカーまとめ
コンセプトカー。量産や市販を前提とせず、デザイン的あるいは機能的に将来の自動車の姿を見せる試作車。
近未来の自動車像を具現化したフォルムは、ときとしてSF映画やアニメのメカデザインと重なる。そしてAI(人工知能)の存在も想像力を働かせる材料の1つ。それが妄想であっても“未来を示す”というコンセプトカー本来の目的からすれば決して的外れとはいえないだろう。そう、コンセプトカーを見た人たちが思わずつぶやく「変形しそう」は、最大の讃辞なのだ。
自己正当化シーケンス完了。これより「東京モーターショー2017」(11月5日まで、東京ビッグサイト)の会場で、ITmedia News/ITmedia Lifestyleの記者が独断と妄想で選んだ「変形しそう」なクルマの数々を紹介しよう。
三菱自動車「e-EVOLUTION CONCEPT」
車載AIがドライバーの運転をアシストする、SUVタイプのEV(電気自動車)。曲線を基調としながらボリュームのあるボディーと迫力の面構えが魅力だ。
推薦者コメント:外観は、ブースのスタッフが「ガンダム系ですかね?」とつぶやくほど宇宙世紀。絶対強い。
日産自動車「IMx」
日産自動車が公開した100%電気自動車のクロスオーバー。同社が目指す「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化したという。
推薦者コメント:三菱「e-EVOLUTION CONCEPT」と双璧をなすモビルスーツっぽいコンセプトカー。配色がよりガンダムっぽく、実はアナハイムエレクトロニクスのOEMと言われても信じてしまいそうだ。
トヨタ自動車「GR HV SPORTS concept」
トヨタが公開したハイブリッドスポーツカー「GR HV SPORTS concept」。ベース車両は現行のスポーツカー「86」である。
推薦者コメント:どこか見覚えのあるボディー形状でありながら、つや消しブラック、大胆に変更されたフロントマスクとリアの形状を見ると、「ただ者ではない」感がすごい。ウルトラ警備隊か西部警察に配備されそう。
トヨタ紡織「MOOX」
トヨタ紡織が完全自動運転車を想定して作り上げた多目的移動空間「MOOX」(ムークス)。「立ち座り」なども可能になる柔軟なシートレイアウトに加え、光、音、香などの五感刺激で感情と記憶に訴えるという。
推薦者コメント:快適さを追求してシート形状にも手を入れた車内空間。行き着く先は“コタツ”か? 完全自動運転と組み合わせ、“降りたくないクルマ”の誕生に期待。
豊田合成「Flesby II」
エアバッグをクルマにしたような豊田合成の「Flesby II」。ゴムなどの素材を用いた柔らかい車体、LEDを用いた光コミュニケーションで人に優しい1人乗りモビリティのコンセプトカーに仕上げた。側面がまるで呼吸するように動き、光で表情を作る。
推薦者コメント:カントー地方かアローラ地方あたりに生息していそうなコンセプトカー。たぶん、くさタイプ。
本田技研工業「Honda Sports EV Concept」
本田技研工業の「Honda Sports EV Concept」は、EVでありながら「意のままに操る喜び」を追求したスポーツタイプのコンセプトカー。ホンダ「S800」を想起させるレトロな雰囲気のフロントフェンダーに、パッチリとした丸ライトが特徴。
推薦者コメント:変形なしで「カーズ」に出演できる、かわいいデザイン。どこか空を飛びそうな形状でもある。
ヤマハ発動機「MOTOROiD」
ヤマハ発動機の「MOTOROiD」は、オーナーの声やジェスチャーに反応し、静止・低速走行時はバランスを保って自立するコンセプトバイク。実際に変形する仕組みもあり、ライダーが操縦しやすいように座席の一部が可動するという。
推薦者コメント:アニメや特撮の世界にはパワードスーツのように変形するバイクが見受けられるが、頭の良いMOTOROiDには自律的に行動する2足歩行ロボットに変形してほしいところ。目指せ、電人ザボーガー先輩。
いずれ劣らぬ「変形しそう」なコンセプトカーがそろった今年の東京モーターショー。そのままの姿で市販車になることは極めて希だが、クルマの未来と趣味性を占う上で重要な展示になっていることは間違いない。東京モーターショー2017は。東京ビッグサイトで11月5日(日)まで開催されている。
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