電話をかけて企業やエンタメ情報を入手――KDDI「コエなう」(β版)開始
KDDIが、電話をかけて音声情報を入手できるプラットフォーム「コエなう」(β版)を発表。22日からサービスの提供を開始した。
KDDIは9月22日、企業が自社のニーズに応じた音声を録音して、一般ユーザーに聞かせられるプラットフォーム「コエなう」(β版)の提供を「au one ラボ」で開始した。また、新機能を追加した商用版を11月上旬から提供する。
コエなう(β版)は、サービスを提供する企業が、あらかじめ申請した電話番号から録音用の番号へ電話をかけてメッセージを録音し、その録音内容をユーザーへ聞かせられるサービス。タレントやアーティストのメッセージを録音して聞かせる、といった用途が想定される。
メッセージの録音件数は最大10件で、古いメッセージから削除される。メッセージの録音時間は1件につき45秒。コエなう(β版)のメッセージが更新されると、その旨がCメールで通知される。NTT東日本/西日本などの固定電話、NTTドコモやソフトバンクモバイルの携帯電話など、au携帯電話サービスと相互接続されている事業者の電話から接続できる。
提供料金や申し込み方法は、au one ラボのWebサイト(外部リンク)からメールで問い合わせられる。
コエなう(β版)を利用する一般ユーザーは、提供企業が指定する専用の電話番号に電話をかけることでメッセージを聞ける。auケータイは[*]キー+コエなう番号+発話キーから、それ以外のケータイと一般電話は「090-4444-0020」+発話キー+コエなう番号から電話をかけられる。コエなう番号は4桁の番号で、商用サービスでは桁数が変更される予定。
コエなうに発信する際に、発信する電話からauケータイへかける場合の通話料が発生する。ケータイからのアクセス方法やサービスの詳細は、コエなうのPCサイト(外部リンク)も参照。
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