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iOS端末の普及・促進を目的とした「iOSコンソーシアム」設立
企業におけるiPhone/iPadの利用を促進し、さまざまなサービス・ソリューションを生み出すことを目的とした任意団体「iOS コンソーシアム」が設立した。
iPhone/iPadなどのiOS搭載端末の普及促進を目的とした、任意団体「iOSコンソーシアム」が6月21日に設立した。
世界中の法人市場で導入が進んでいるAppleのiPhone/iPadだが、日本国内ではアプリケーションの利用制約やシステム運用管理の問題により普及が滞っているのが現状。こうした状況を踏まえ、新たな市場ニーズの活性化で生まれるサービス・ソリューションの展開に期待し、ユーザーと企業を繋ぐ環境づくりを図ることを目的としている。
主な活動内容としては、iOSに関する情報提供や営業向け・技術者向けのセミナー開催などを予定。一般会員企業の受付募集も開始しており、7月25日に日本大学で設立総会と入会説明会を行う。また、スマートデバイスに特化した専門部会・委員会活動も7月以降に随時開始するという。発起人となった15の企業は以下の通り。
- SCSK
- キーウェアサービス
- キーウェアソリューションズ
- 京セラ丸善システムインテグレーション
- サイバートラスト
- サイボウズ
- ジェナ
- 電算システム
- 日商エレクトロニクス
- ビジネス・ストリングス
- モールスリー
- ユニアデックス
- ユニ・チャーム
- 横河レンタ・リース
- ワークスアプリケーションズ
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