ニュース
ケイ・オプティコム、auのLTE網を使った格安SIM「mineo」発表 「DIGNO M」とのセットプランも
ケイ・オプティコムが月額980円で1Gバイトまで使える格安SIMサービス「mineo」を発表。auのLTE網を使ったMVNOサービスで、下り最大150Mbpsの高速通信が利用できる。京セラの「DIGNO M」もセット販売する。
ケイ・オプティコムは5月15日、格安SIMサービス「mineo(マイネオ)」を発表した。6月3日から全国でサービスを開始する。
MVNOとして初めてKDDIの通信網とレイヤー2接続したサービスで、下り最大150Mbpsのau 4G LTEを利用する。料金はデータ通信のみの「シングルタイプ」は月額980円(税別)で、090番などの携帯電話番号も使える「デュアルタイプ」は月額1590円。
基本料金で利用できる月間の通信量は1Gバイトで、超過した場合は通信速度が200kbpsに制限される。デュアルタイプの通話料金は30秒/20円。さらにどちらのプランでも、同社のIP電話サービス「LaLa Call」が無料で利用できる(通常は月額100円)。
SIMだけでなく、京セラ製のAndroidスマートフォン「DIGNO M」もセットで販売する。端末料金は4万8000円で月額2000円×24回の分割払いを選択した場合、月々の利用料金はシングルタイプが2980円、デュアルタイプが3590円。
さらに端末セットの購入者先着1000人を対象に、基本料金を最大24カ月間、980円割り引くキャンペーンを実施。割引適用後の利用料は、シングルタイプが月額2000円、デュアルタイプが月額2610円。またシングルタイプを先行予約したユーザーには、基本料を6カ月間無料にするキャンペーンを実施する。
関連記事
- IIJが「ワイヤレスジャパン2014」に出展――ビジネスパートナーとの取り組み紹介や基調講演を実施
インターネットイニシアティブ(IIJ)が、5月28日から東京ビッグサイトで開催となる「ワイヤレスジャパン2014」に出展。 - ふぉーんなハナシ:話題の格安スマホ――浮いたお金で何をする? 釣りが趣味の新人Kの場合
最近さまざまな格安スマホが登場して話題を呼んでいる。もし、アイティメディアの新入社員が今の端末からそちらに乗り換えたら、浮いたお金で何をするのかをゆるく考えた。 - はじめての格安SIM&SIMフリースマホ 第8回:MVNOのSIMカードでテザリングやおサイフケータイは利用できる?
MVNOが販売しているSIMカードは、ドコモ回線に対応したものがほとんどだ。ドコモのLTEスマホはテザリングが利用できるが、MVNOが提供するSIMカードでも同様に利用できるのだろうか。 - 「freebit mobile」もバージョンアップ:フリービットが目指す“キャリア型MVNO”とは?――石田社長が事業戦略を語る
端末からネットワーク、そして販売までをトータルでサポートする「キャリア型MVNO」を目指す――。そんな狙いでスタートした「freebit mobile」。既存のMVNOサービスとは何が違うのか。4月23日の戦略説明会で、フリービットの石田社長が語った。 - MVNOサービス拡大に期待――矢野経済研究所による携帯電話の国内市場調査
矢野経済研究所が発表した「携帯電話の国内市場に関する調査結果 2014」によると、新規契約とハンドセット出荷台数は鈍化する一方、MVNOサービスの拡大に期待が寄せられるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.