Claria、L.L. Beanを提訴
「アドウェア」をめぐって物議を醸している広告ソフト企業の米Claria(旧称Gater)は6月9日、衣料通販大手のL.L. Beanを米連邦地裁に提訴したと発表した。
L.L. Beanは先日、Clariaのソフトを使った広告配信によって商標権を侵害されたとClariaの顧客4社を提訴している。Clariaは今回起こした訴訟で、L.L. Beanの訴えは根拠のないものだと主張、「L.L. Beanの無謀で反競争的、消費者動向無視の行為」(ジェフ・マクファデンCEO)について、懲罰的損害賠償を求めている。
Clariaによると、同社の広告主は「商標ではなく、消費者の行動に基づいて“カテゴリー”を購入」しており、このため特許侵害の申し立ては無効。またL.L. Beanが提訴した企業のうちの2社(NordstromとJC Penney)は、Clariaの提供サービスを1年半から3年にわたり利用しておらず、残る2社(Atkins NutritionalsとGevalia Kaffee)も、一方はClariaの顧客になったことはなく、もう一方もL.L. Bean利用者に直接訴求するカテゴリーに広告を出したことがないとしている。
Clariaの広告サービスをめぐっては、L.L. Beanはじめ複数の企業が訴訟を起こしているが、Clariaはこうした批判者に対し名誉棄損訴訟などで対抗している(2003年10月23日の記事参照)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
2
SBI証券のFXで“誤ロスカット” 再委託先IIJが作業ミス、システムでも検知できず 779口座が対象
-
3
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
6
Google、待望の新AIモデル「Gemini 4 Argon」一般提供を開始 推論の継続力を強化 一部ベンチでトップに
-
7
化粧品販売「アエナ」約81万人分の個人情報流出か 氏名やクレカ下4ケタ・有効期限など
-
8
IDCFクラウド障害、一部でバックアップ取り出し可能に データ流出は「なかった」
-
9
小中学校の校務に“自前運用”の国産LLM NTT西と茨木市が全国初の実証
-
10
SpaceX、ウクライナ軍の「Starshield」に移動速度制限 マスク氏「決めるのは米軍と大統領」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR