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有害コンテンツ削除ツールを装うワーム「Baba-C」

» 2005年01月19日 08時22分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のSophosは、HDD内にある問題コンテンツ削除ツールを装ったワーム「Baba-C」に関する情報を公開した。危険度は「低」評価となっている。

 Sophosのウイルス情報によれば、Baba-Cは電子メールの添付ファイルとして届き、感染したコンピュータからアドレスを収集、自前の電子メールエンジンを使って拡散する。感染システムにトロイの木馬を植えつけてバックドアを開き、外部からアクセスできるようにしてしまう。

 メール送信元には偽のアドレスを利用、件名は「Important! XXX sites found on your computer!」となっている。本文では「XXX content on your computer. You can hide your activities with Evidence Cleaner service」(あなたのコンピュータにXXXコンテンツが発見されました。Evidence Cleanerサービスで自分の行為を隠せます)と記され、添付ファイルをクリックするよう仕向けている。

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