松下の食洗機で発火事故4件 15万台部品交換

[ITmedia]

　松下電器産業は10月31日、同社の食器洗い乾燥機2機種で不具合があり、まれに発煙・発火のおそれがあるとして、約15万台を対象に無償で部品交換すると発表した。今年8月までに発火事故が4件報告されているという。

　対象機種は、2001年5月から2002年5月に製造された「NP-40SX1」と、2002年4月から2002年3月に製造された「NP-40SX2」の一部で、製造番号の最初の数字が「1」のものと、「21」から「25」のもの。

　今年8月に福井県でNP-40SX1の発火事故が起き、原因を解析したところ、ファンモータ付近でまれに発煙・発火に至る可能性があると確認。昨年10月から今年8月にかけても同様な事故が起きており、同じ原因によるものと推定されたため、部品交換を決めた。

　部品交換は、同社サービス部門か、購入した販売店で行う。問い合わせは0120-871-227からで、24時間受け付ける。