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Time Warner決算、増収減益

» 2008年02月07日 08時45分 公開
[ITmedia]

 米Time Warnerが2月6日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は126億ドルで前年同期比2%増だったが、純利益は10億3100万ドル(1株当たり28セント)で41%減だった。営業利益は23億4300万ドルで、前年同期を12%上回っている。

 事業別では、AOLの売上高は12億5100万ドルで前年同期比32%減。広告ビジネスへの移行に伴う会費収入の減少が響いた。営業利益は70%減だが、前年同期に計上した事業売却の影響などを除くと、29%増だったという。CATV事業は売上高は12%増の40億8900万ドル、営業利益は26%増と好調。映画事業も売上高13%増、営業利益63%増だった。

 通年での同社の決算は、売上高は465億ドルで前年比6%増、営業利益は89億4900万ドルで同23%増だったが、純利益は同33%減の43億8700万ドル(1株当たり1.17ドル)だった。

 2008年の見通しについては、減価償却前営業利益が前年比7〜9%増、継続事業からの1株当たり純利益を1.07〜1.11ドルとみている。

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