　AppleのMacタブレットは2010年2月にリリースされると、Taiwan Economic Newsが業界筋からの情報として伝えている。同紙によると、台湾のパーツメーカー2社が12月にAppleへの部品供給を開始する。Macタブレットは9.6インチのタッチスクリーン、HSDPAモジュール、Appleが昨年買収したP.A.Semiのプロセッサを搭載し、価格は799～999ドルという。

　またPCWorldはこの報道を受け、米国でHSDPAネットワークを展開しているのはT-MobileとAT&Tのみであるため、AppleはiPhoneと同様にMacタブレットでもAT&Tと提携するのではないかと予測している。

Taiwanese Suppliers Tap Apple`s Supply Chain of Tablet PCs（Taiwan Economic News）

France Telecomで社員の自殺続発

　France Telecomが社員の自殺続発を受け、2万2000人の管理職に対して、うつの兆候などを見分けるためのトレーニングを実施する。同社はリストラ断行中で、この3年間で2万2000人を削減（現在のフランス国内の社員数は約10万人）、過去18カ月で23人が自殺している。これはフランスの平均自殺率とあまり変わらないが、ここ最近、社員が会議中に腹部を刺して自殺を図り、その数日後に別の社員がオフィスの窓から飛び降りて死亡し、さらにその数日後にまた別の社員が睡眠薬自殺を図ったことがマスコミに取り上げられ、CEOが労働相から注意を受けた。

France Telecom Addresses Suicides （Wall Street Journal）

Renault、ちょっとキュートな電気自動車を披露

　Renaultがフランクフルトのモーターショウで、電気自動車「Z.E.」（ゼロエミッション）シリーズのコンセプトモデル4種を披露した。うち2種は既存のFluenceとKangooをベースにしたもの。残る2種は2シーターの小型モデル「Twizy Z.E.」と4シートの「Zoe Z.E.」。これらモデルは2011～2012年に登場の予定という。