Google、Honeycombの次期版に非タブレットアプリのズームモードを追加
米Googleは7月11日(現地時間)、タブレット向けOS(コードネーム:Honeycomb)の次期版(Android 3.2とみられている)に、スマートフォン向けアプリをタブレットで拡大表示する新たなモードを追加すると発表した。
従来、スマートフォン向けに開発された大型画面対応を前提としていないアプリをAndroidタブレットにインストールすると、単純にレイアウトをストレッチする方法で表示されるが、これではうまく表示できないアプリがあった。Honeycombの次期アップデートでは、ストレッチによる拡大に加えてズームによる拡大方法を追加する。これは、タブレットでスマートフォンの「normal/mdpi」サイズ(解像度が約320×480)をエミュレートして拡大するもので、iPadでiPhone向けアプリを表示するのと同様、レイアウトが崩れない。
タブレットでスマートフォン向けアプリを起動すると、システムバーにボタンが表示され、ストレッチモードとズームモードのどちらで表示するかを選べるようになる。
なお、非Honeycombアプリで「Android Compatibility Package」などを利用して多様な画面サイズに対応させている場合、ズームモードではうまく表示できない可能性があるため、そうしたアプリではズームモードを選択できないようmanifestファイルのsupports-screensで例えば「supports-screens android:xlargeScreens="true"」というように定義するようGoogleは勧めている。
現在、Androidアプリは20万本以上ある(5月の時点)が、タブレット向けに最適化されているアプリはまだ数百本しかない(タブレットユーザーコミュニティー「Asus Transformer Forum」調べ)。新機能でスマートフォン向けアプリがタブレットでも使いやすくなれば、Androidタブレットの普及につながるかもしれない。なお、次期版Android(コードネーム:Ice Cream Sandwich)はタブレットでもスマートフォンでも稼働し、Honeycombの機能がスマートフォンでも利用できるようになる見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
2
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
3
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
4
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
5
ワークマン、実は画像生成AIを導入していた 間に合わない商品撮影を代替 アプリ通知開封も1.5倍
-
6
東大、60代教授を懲戒処分 サイトのHTMLソースに“不適切な言葉” 「六四天安門」問題が理由と毎日報道
-
7
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
-
8
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
-
9
管理アカウントを手順書に誤記載――東芝テック、顧客情報38万件が特定の1社から閲覧できる状態に
-
10
「Xであなたをブロックした人が分かる」サイト拡散 ソースコードを見たら、IDとパスワード外部送信
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR