　タコスなどで知られるメキシカンファストフードチェーン「Taco Bell」（タコベル）が日本に出店する見通しになった。「牛角」のエリアフランチャイズ運営や「とりでん」などを手がける外食企業のアスラポート・ダイニングが2月26日、米Taco Bellと国内出店に向けたフランチャイズ契約を結んだと発表した。

タコスやブリトーで知られるTaco Bell

「tacobell.co.jp」にアクセスするとTaco Bellのマークが表示される

　日本には1980年代に出店しているが、すぐに撤退しており、今回は再出店となる。現在、「tacobell.co.jp」のサイトにアクセスすると、tacobellのマークが表示されるようになっている。

　Taco Bellは世界6000店舗を出店しているが、ほぼ米国中心。今後は米国外での出店を強化する方針を掲げており、日本を含むアジアも重点地域として挙げている。

　アスラポート・ダイニングは傘下のプライム・リンクなどを通じ、東北エリアや関西エリアなどでの「牛角」店舗のフランチャイズ運営や釜飯の「とりでん」などを展開。Taco Bellの日本進出をフランチャイジーとして支え、世界的ファストフードブランドとの協業を成長の足掛かりにするという。

日本マクドナルド、原田氏が会長退任へ
日本マクドナルドホールディングスは、原田泳幸会長が3月に取締役と会長職から退任する役員人事を発表した。
日本マクドナルド、今期の業績予想を「未定」に　異物混入事件の影響　前期は赤字転落
日本マクドナルドホールディングスは15年12月期の連結業績予想を「未定」に。異物混入事件による影響を「合理的に見積もることができないため」という。
PS3を寄付して一生分のタコスをゲット――Taco Bellがキャンペーン
外食チェーンのTaco Bellが、PS3と引き換えに1万2500ドル分のポイントをプレゼントするキャンペーンを開始。寄付されたPS3は、児童保護団体Boys & Girls Club of Americaに贈られる。
米国で絶好調の「タコベル」は本当に再上陸するのか
メキシコ料理のファストフード店「Taco Bell（タコベル）」が、日本に再上陸する話が浮上している。ファンにとってはたまらないニュースだが、実際のところどうなのか。専門家らの見方によると……。