ホーム飛び降り車掌の処分撤回を求める嘆願書に賛同者4万人 近鉄に対応を聞いた
近鉄奈良線・東花園駅で発生した車掌の飛び降り問題をめぐり、近畿日本鉄道に対し車掌の処分をいったん白紙にすることを求める署名活動がネットで行われている。開始から4日たった9月27日午後4時現在、4万5000人以上の賛同者が集まっているが、近畿日本鉄道はどう対応するのか。広報部に話を聞いた。
21日午前11時ごろ、近鉄奈良線・東花園駅で、別の駅で発生した人身事故に対する乗客対応をしていた車掌の男性が突然制服の上着などを脱ぎ捨てホームから線路に侵入、高架から飛び降りて負傷する事件が発生した。
一部報道では車掌が線路に侵入する直前に数人に取り囲まれ、暴言を浴びせられていたといった証言があり、車掌が悪質なクレーム行為による極度のストレス状態に陥っていた可能性があると指摘されていた(事実確認は取れていない)。
これらの報道を受け、インターネット上では車掌に対して人事処分をいったん白紙とし、事件の事実関係を十分に調査してから寛大な処遇ならびに心のケアを優先的に行うよう求めるキャンペーンがオンライン署名サイト「change.org」で9月23日から開始されていた。
短時間で非常に多くの署名が集まっている現状だが、近畿日本鉄道の秘書広報部はこれに対し、「嘆願書が集まっているのは把握している。まずは車掌本人から当時の状況を聞く必要があるが、現段階で面談による状況把握はできておらず、今後のスケジュールも未定」としている。
車掌の処分に関しては、「線路に飛び降り、走行した行為は不適切な行動であると考えているが、当時の車掌がおかれていた状況を把握してから判断したい」とコメント。あくまで処分が検討段階であることを強調した。
change.orgには、9月26日正午時点までに集まった2万1327人分の署名を添えた嘆願書を第一便として郵送したとあるが、近畿日本鉄道は27日午後2時時点で「まだ受け取っていない」という。嘆願書によって今後の対応が変わるかという質問に対しては「届いてから判断したい」とコメントしている。
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