「Nexus 5X&6P」のAndroid OSサポート終了 「Pixel 2」日本投入なくアプリ開発者が困惑
「日本国内でAndroidの最新バージョンを試せなくなる」──米Googleが10月4日(現地時間)に発表したオリジナルのAndroidスマートフォン「Pixel 2」「Pixel 2 XL」が日本市場に投入されないことが明らかになり、日本のアプリ開発者たちが「リファレンス機の不在」に困惑している。
Googleは、Androidのリファレンス機(基準となる端末)として「Nexus」シリーズを2010年から展開。日本でも複数のNexusスマートフォンやタブレットを通信キャリアやPlayストアを通じて販売してきた。Androidの最新バージョンや次期バージョンのプレビュー版をいち早く適用できることから、デベロッパーがアプリなどの開発機としても活用している。
しかし、同社は15年にNexusシリーズを廃止。16年に登場した「Pixel」シリーズにその役割が引き継がれた。ところが、Pixelシリーズは17年10月現在において日本市場に投入予定はなく、“技適”と呼ばれる無線機器の公的認証も無いことから、日本国内に持ち込んで合法に使用できない状況が続いている。
さらに日本の開発者が指摘しているのは、国内で提供されている「Nexus 5X」「Nexus 6P」のOSアップデート保証期限(2年間)が今年9月で終了を迎えたことだ。今後、この2機種に最新バージョンのAndroidが提供される保証はなく、次期バージョンのプレビュー版を用いたテスト環境も構築できない状況になる可能性があるという。
「日本でAndroidの最新バージョンを試すには、法を犯すしかないのか」──スマートスピーカー「Google Home」の国内発売が話題になっているだけに、開発者側には思わぬ困惑が広がっている。
Google日本法人に見解を問い合わせているが、回答は得られていない(10月6日午後5時現在)。
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