VAIOオーナーメイドだけの“エコ仕様”Netbook――VAIO W[エコボディモデル]:2010年PC春モデル
ソニーのPC春モデル第2弾では、グリーンプロジェクトから生まれたエコ仕様のNetbook「VAIO W[エコボディモデル]」がオーナーメード専用モデルとして加わった。
VAIOのグリーンプロジェクトモデルから生まれたNetbook
VAIO W[エコボディモデル]は、10.1型ワイドのLEDバックライト液晶ディスプレイ(1366×768ドット)を搭載するNetbookだ。基本システムには、グラフィックス機能を統合したAtom N450(1.66GHz)と、Intel NM10 Expressチップセットの組み合わせを採用し、1Gバイトのメモリ(PC2-5300)と250GバイトのHDDを備える。すでに発売されているVAIO Wと同じ構成だが、環境への負荷低減を目指してさまざまな工夫がなされている。
まず1つは、VAIO Wと同様、天板/パームレスト/ボトムカバーなどプラスチック部品の約80%に再生プラスチックを使用している点だ。これにより製造工程におけるCO2の排出量を約10%削減したという。また、商品パッケージは、リサイクルPET材を用いたキャリングケースにPC本体を収納し、キャリングケースに直接商品タグ(再生紙100%)をつけて、配送用の簡易カートンに入れるという構成になった。店頭販売向けのVAIO Wに比べて、包装資源が約240グラム削減されている。
さらに約90ページあった取扱説明書も見直され、電子マニュアルを活用することで紙使用量も抑えた。なお、VAIO Wシリーズ(グリーンプロジェクトモデル)のアジア地区売上の一部はWWFインターナショナルに寄付される。なお、ボディのカラーバリエーションには、VAIOオーナーメイド専用のミントホワイトが採用されている。直販価格は5万9800円。2月27日に発売される。
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