最新記事一覧
オペアンプICに個別トランジスタを“ちょい足し”して性能を高めたり機能を拡充したりできる定番回路集。今回は、以前に紹介した定電流源回路にもう一工夫を施し、出力電流の大きさを外部から印加する電圧信号で調整できるようにします。電圧信号にD-A変換器のアナログ出力を使えば、デジタルコントロールも簡単に実現可能です。
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24ビットは、本当にオーバースペックなのか――。それを判断する方法について解説する。
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今回は、トランスインピーダンスアンプの安定性を向上する回路について解説する。
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マルチプレクサを利用してA-D変換を行うシステムを設計する際は、事前にどのような確認が必要になるのだろうか。
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「電流帰還型」という言葉からは、あるいは何か特別なものであるかのような印象を受けるかもしれない。しかし、いずれの方式であっても、それを使ったオペアンプ回路としての基本的な構成には違いはない。ただし、回路構成以外の部分では、いくつかの重要な違いがある。
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単電源のレールツーレールオペアンプの出力は、多くの場合、厳密にいえばレールツーレールとはならない。今回は、単電源のオペアンプを使用する際、どのような点に注意すべきかを説明する。
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16ビットA-Dコンバータの理論S/N比は98.08dB。しかし、一般的な16ビットSAR(逐次比較)型A-Dコンバータのデータシートを見ると、S/N比は84〜95dBとなっていることが多い。95dBが98.08dBよりも悪い値であることは確かなのだが、この差をどう理解すればよいのだろうか? 理論値と現実のスペックの関係性について考える。
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D-Aコンバータの代表的なアーキテクチャであるR2R乗算方式と、R2Rラダー方式について解説する。
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A-Dコンバータに使用される用語である待ち時間(latency)とセトリング時間(settling time)。この2つの言葉の違いは分かるだろうか。
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サレンキー(Sallen-Key)型のローパスフィルタは、遮断周波数以上の領域では、フィルタのゲインが単調に減衰しないという落とし穴がある。一定の周波数を超えると、周波数の増加とともにゲインも増加してしまうのだ。
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デルタシグマ(ΔΣ)型A-Dコンバータと、逐次比較レジスタ(SAR)型A-Dコンバータ、どちらのデバイスを選ぶべきかを検討していく。
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A-Dコンバータを使用する際には、コンバータからのいくつかのサンプル出力に対して、コントローラまたはプロセッサを用いて平均化アルゴリズムを適用すると、変換後の信号を滑らかにすることができる。さらにシステムの実効精度を上げられる。
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