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物質・材料研究機構(NIMS)とタムラ製作所、光波は2015年4月13日、超高輝度、高出力白色光源に適したYAG単結晶蛍光体を開発したと発表した。温度特性に優れた蛍光体で、ヘッドライトやプロジェクタなどのレーザー光源を小型化、低価格化することが期待される。
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情報通信研究機構(以下、NICT)は、波長が200〜300nmの深紫外波長帯において、最高光出力90mW超を達成した深紫外LEDを、トクヤマと共同で開発した。可搬型ウィルス殺菌システムなどへの応用が期待される。
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東芝は2015年2月3日、シリコン(Si)ウエハー上に窒化ガリウム(GaN)を結晶成長させる「GaN on Si技術」を用いて、160lm(ルーメン)を超える光束を実現した3.5mm角レンズパッケージの照明用白色LED「TL1L4シリーズ」の量産を開始した。
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Spansion(スパンション)は2014年11月、DALI、Bluetooth Smartといった通信規格に対応するインテリジェントLEDドライバICの新シリーズ「S6AL211」を発表した。
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米国や日本、台湾のグローバルLED企業に引き続き、韓国企業も相次いで、CSP(チップサイズパッケージ)を用いたLEDの量産をスタートした。世界のLED業界は、中国発の低価格製品の攻勢を受け苦しむ中、製造原価を下げるための手法としてCSPが主流になりつつある。
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オン・セミコンダクターは、LED照明向け半導体事業で年平均成長率(CAGR)70%の伸びを予測している。車載向けや一般照明向けにLEDドライバIC、無線通信用IC、マイクロコントローラなどの半導体デバイスを供給している。今後はLED照明機器がネットワークに接続され、遠隔制御が可能なスマート化が進み、関連するICの大幅な需要拡大が見込めるからだ。
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米大学が、フレキシブルなだけでなく、伸縮も可能な有機ELディスプレイを試作した。持ち歩くときはポケットサイズ、使うときはタブレットサイズになるようなスマートフォンが、開発されるかもしれない。
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米University of Utah(ユタ大学)の研究チームは、ポリマー半導体の発光色を調整する方法を発見した。同研究チームは、本物の白色光を発する有機発光ダイオード(OLED:Organic Light Emitting Diode)の実現を目指している。
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アバゴ・テクノロジーは「TECHNO-FRONTIER 2013」(テクノフロンティア2013、2013年7月17〜19日)で、オプトカプラ、光ファイバーとも異なる新タイプの光絶縁デバイスの提案を実施した。産業機器のインバータなどの用途へ提案する。
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NHKと日本触媒が、フィルム基板上でも100日間安定して発光する有機ELを開発した。酸素や水分に強い陰極用材料を使用し、基板上に成膜する順序を変えたことで、劣化しにくくなったという。
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LED照明を“上質なあかり”を生み出す必欲品に価値転換していく……。パナソニックは、まぶしさを抑えた面発光のLED照明「パネルミナ」と、住まいや暮らしの変化に合わせた室内照明を演出するシンクロ調色LED照明を発表した。
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病院向け照明システム「スマートホスピタルライティングシステム」は、LED照明器具の光色を制御することで、入院患者が室内にいても「日の出」や「日中」、「夕方」などの昼夜変化を疑似体感できる。その変化を再現することによって、入院患者が生体リズムを維持することができれば、治癒力が高まり、治療の一助となる可能性もあるという。
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LED照明の制御方式がアナログからデジタルに移行しつつある。デジタル制御ではマイコンとソフトウェアで照明を制御するので、1種類のハードウェアで仕様の異なる照明システムを実現できる。またLED照明の品質を高めつつ、消費電力とコストを低減することが可能になる。
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2012年内にも、SamsungとLGから、50インチを超える大型有機ELテレビが市場に投入される予定である。いまや韓国勢が先行する有機ELディスプレイ市場であるが、「材料面では日本がリードしている」と専門家は語る。
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光を使った有線通信は高速で、電力消費が少ない。光の採用はまず光ファイバー利用の通信インフラ、次に筐体間接続、チップ間接続という順に広がってきた。最後は「チップ内」だ。プロセッサなどさまざまなチップ内で光伝送を利用できれば、タブレットなどのモバイル機器などでも光のメリットを享受できる。東京都市大学の研究チームは光伝送に必要なSi(シリコン)発光デバイスの大幅な改善に成功した。
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白熱電球を段階的に廃止する法令が2007年に制定された米国。だが、それから5年が経過した今も、白熱電球は広く流通している。「白熱電球に合わせて発展してきた技術に、新しいLED技術を適合させることは難しい」――。LED照明開発に携わる研究員は、このように語る。
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Seoul Semiconductorが、独自技術としてアピールしているのが、交流駆動型のLED素子「Acriche(アクリチ)」である。日本市場を対象に、光のちらつき対策を施した品種を、2012年末までに実用化する計画だ。
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電力不足や高まる環境意識を背景にマーケットを拡大するLED照明。ロームは、長年培ってきたLEDランプ・モジュールの技術力を武器に、この成長市場へ攻勢をかける。同社モジュール・ライティング生産本部の四方秀明統括部長に、“ロームLED”の強みとこだわりを聞いた。
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ロームがLED照明事業について記者説明会を実施。グループ子会社が展開するLED照明「AGLEDシリーズ」ラインアップを大幅拡充し、全社成長戦略の1つである「LED事業の拡大」を一段と加速させる。
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LED電球を製品化するには、光源のLEDチップと電球のカバー以外にも必要なものがある。制御用のチップだ。Marvell Technology Group(マーベル)はPhilips Lumileds LightingのLEDチップ向けとCreeのLEDチップ向けのリファレンス設計キットを発表した。制御に必要なチップ数を減らしつつ、発光効率や演色数を高めることが可能だという。
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白熱電球を置き換えるLED電球の勢いが著しい。白熱電球がなくなる日が見えてきた。白熱電球という点光源から、蛍光灯を置き換える線光源、さらにまったく新しい面光源へ、次世代照明が次々と広がっていく。LED 蛍光灯は素子の効率改善と標準化の後押しを受けて、LED 電球に続く勢いが期待できる。面光源を実現する有機EL 照明の製品化も始まった。次世代照明の将来をまとめた。
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輻射ノイズによってテレビ受像機や無線機器に電波障害が発生する可能性がわずかにあるためという。
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LED電球普及のカギを握るのは価格と明るさ(効率)だ。明るさについては、白熱電球とLED電球の特性の差が問題になり得る。さらに白熱電球代替には小型化が必要だ。
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電球型蛍光灯、LED電球ともに白熱電球と比べて発光効率が高く、大幅な省エネが可能だ。LED電球は放熱技術を向上することでさらに低価格化が可能なように思われる。課題は光の色味だ。
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王子製紙は、50nm〜10μmの周期構造を持った大面積フィルムを安価に製造する手法を新たに開発した。狙い通りに光源の光を拡散させたり、逆に反射を防ぐことができる。
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従来の無機EL素子は300Vの交流を印加しないと発光しない。これでは携帯型機器や小型、薄型の機器には使えない。産業技術総合研究所が開発した無機EL素子は14Vで発光し、発光層を2層持たせた素子でも24Vで発光する。
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有機ELディスプレイの普及には大型化が必要不可欠だが、大型化はなかなか進んでいない。これは、大型化に向けて乗り越えるべき課題がいくつかあったからだ。
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照明は、「白色LED」が主流になる。「省エネ」の社会要求を背に、これまでの白熱電球や蛍光灯から白色LEDへと今まさに照明は変曲点を迎えようとしている。
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茶谷産業の無機ELは輝度60万cd/m2と非常に明るい。FPD International 2005では蛍光体と組み合わせた白色バックライトなどを展示した。
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