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Survey:ニュース 2003/12/01 16:46:00 更新


IDC Japan、2003年第3四半期国内サーバ市場動向を発表

IDC Japanは、2003年第3四半期国内サーバ市場動向を発表した。同市場は6四半期連続のマイナス成長となっている。

 IT専門調査会社のIDC Japanは12月1日、2003年第3四半期(7-9月)における国内サーバ市場動向を発表した。これによると、2003年第3四半期の国内サーバ市場規模は1,736億円で、前年同期と比べ14.3%縮小した。これで6四半期連続のマイナス成長となった。しかし、x86サーバ市場は前年同期比7.2%増で、第2四半期に続いてプラス成長となっているほか、国内サーバ市場の総出荷台数は11万2,000台で前年同期実績を14.5%上回った。

 国内サーバ市場は、2003年第1四半期から回復傾向を示しているが、今四半期もその傾向が持続した。9月期中間決算で業績が回復した企業が増えており、これがサーバ投資の回復および拡大につながっている。IDC Japanサーバ リサーチマネージャー中村正弘は、「出荷台数の増加という点から見て、国内におけるサーバ需要は回復し始めたと言える。ただし、低価格製品に需要がシフトするトレンドは継続している。出荷が増えているのは250万円未満の価格帯の製品であり、それ以外の価格帯では出荷台数の減少が続いている。国内サーバー市場全体の出荷金額は、今後もマイナス成長となることは避けられない」と分析している。

 製品カテゴリ別に見ると、x86サーバの好調が目を引く。x86サーバの出荷金額は前年同期比7.2%増、出荷台数は同15.5%増。出荷金額は2四半期連続、出荷台数は3四半期連続のプラス成長となっている。ほぼすべてのベンダーが前年同期よりも出荷台数を増やした。IDC Japanサーバ リサーチマネージャー福冨里志は、「とくに今期は、デルが富士通をおさえて出荷台数シェアで2位を獲得したことが特筆に値する。これまでもデルは、第2四半期と第4四半期には出荷台数シェア2位となっていたが、第1四半期と第3四半期は伝統的に富士通が強いため、これらの期は3位に甘んじていた。しかし、今回は第3四半期であるにもかかわらず、ついにデルが富士通を上回った」と述べている。なお、デルは2003年第3四半期の全製品カテゴリを合計した出荷金額で前年同期比プラス成長を達成した唯一のベンダーとなっている。

 2003年第3四半期は、RISCサーバ市場でも出荷台数が前年同期比8.4%増となり、回復の兆しが見え始めた。前年同期比5%を超える出荷台数の伸長は、2001年第2四半期以来。RISCサーバからx86サーバへの需要シフトが進行するなかで出荷台数が増加したのは、x86サーバ市場から始まった需要回復がRISCサーバ市場にも波及しつつあることを示すものといえる。ただし、RISCサーバ市場の出荷金額は前年同期比マイナス19.8%減で、9期連続のマイナス成長となっている。

 ベンダー別では、富士通が出荷金額シェアで22.0%を獲得し、日本IBMから1位の座を奪い返した。この2社で四半期ごとに首位が入れ替わる状態が、2002年第1四半期から続いている。3位は、前年同期から出荷金額シェアを1.9ポイント伸ばした日本HP。

関連リンク
▼IDC Japan

[ITmedia]

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