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IDC Japan は12月9日、2003年第3四半期の国内携帯電話市場規模と同市場における今後の見通しを発表した。これによると、今年第3四半期の国内携帯市場は、対前期比9%増の1330万台で、2002年以降連続してプラス成長を維持している。また、同四半期に出荷されたカメラ携帯の占有率は90%以上となり、カメラ携帯がスタンダードとなるなかで、30万〜130万画素搭載を中心としたカメラ搭載携帯が市場の牽引役となり、国内の買替え需要を喚起している。 1台当たりのカメラ搭載画素値においても、メガ・ピクセル(100万画素カメラ)携帯の需要躍進もあり、同年第1四半期の2倍以上に相当する「0.48メガ・ピクセル/1台当たり」に急上昇しています。 第4四半期には、200万画素クラスのカメラ携帯も登場し、同搭載値がさらに引き上げられることはほぼ確実とIDCでは見ています。 ベンダー別にみると、NECが強いブランド力を背景に、出荷台数、シェアともに安定して国内トップの地位を維持し続けている。一方、新製品出荷のタイミングが遅れたパナソニック、シャープは、微減ながらそれぞれシェア占有率を低下させた。また、高画素カメラ搭載で躍進したソニーエリクソン、使い安さを前面に打ち出したモデルを継続的に供給する富士通、低価格帯ながら堅調な需要が期待できる「プリペイド型」を安定供給している三菱電機などがシェアを拡大している。 関連リンクIDC Japan [ITmedia] サーベイチャンネルは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、ソフトバンク・アイティメディアの他、サーベイチャンネルコーディネータ、及び本記事執筆会社に提供されます。
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