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2004/04/16 12:15 更新


国内ネット決済市場が2倍弱に成長 鍵は「信頼性」

ネットアンドセキュリティ総研は、ネット決済サービスの国内市場が、2002年度には350億円規模だったのに対し、2003年度には680億円と2倍弱に成長し、今後も右肩上がりで伸びると予測した。

 ネットアンドセキュリティ総研はこのほど、2003年度のネット決済サービスの国内市場規模と今後の展望を発表した。2002年度には350億円規模だった同市場は、2003年度には680億円と2倍弱に成長。今後も右肩上がりで伸びるとの予測だ。また、ネット決済は現金決済に比べて信頼性が低いため、信頼性の向上が成長の鍵となるとしている。

 2004年2月末現在で、注文から決済まですべてネット上でできるのは全ECサイトの25%程度。2004年の市場規模は、前年より40%伸びて960億円になる見通しだ。今後も年40%のペースで市場が成長し続けると2008年度には1800億円規模となるが、その頃にはネット決済可能なECサイトの割合も4割以上に達し、各事業者が手数料率を引き下げるなどして利用が進むとの読みから、さらに600億円積み増した2400億円までふくらむと予測している。

 ただし、振り込みや代引き、コンビニ決済など、現金による決済も可能なサイトではネット決済の利用率が低く、現金決済ほどの信頼性は構築できていないのが現状。これは「商品を受け取ってから支払いたいというエンドユーザーの意識が強いため」(同社)で、浸透には繰り返し利用してもらうことでユーザーに慣れてもらう必要があると見ている。

 ネット決済で最も多く利用されているのはクレジットカードで、82.4%のECサイトに導入されている。ついでネットバンキングが7.4%利用された。

 同社によると、2004年2月末現在、日本国内でECサービスを行っているのは約7万5000サイト、このうちネット決済を導入しているのは15%(1万1000サイト)程度で、決済サービス休止中のサイトなどを除いた稼働中のサイトは9500前後。

関連リンク
▼ニュースリリース
▼ネットアンドセキュリティ総研

[ITmedia]

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