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2004/04/22 15:14 更新
固定から携帯へシフトする電話ユーザー
In-Stat/MDRのレポートでは、2008年までに、30%近い消費者が固定電話に替えて携帯電話を利用していると予想している。
近年、米国消費者の多くが携帯電話を持つことにより固定電話の利用をやめる傾向にあり、その数は今後一層増加する見通しであることがIn-Stat/MDRのレポートで明らかになった。
調査結果によれば、固定電話の利用を完全にやめた消費者は14.4%であるが、そのほかにも26.4%が、携帯電話サービスの料金やネットワークの利用範囲、サービスの質、機能性に納得できれば固定電話から携帯電話に切り替えることを検討する用意があるという。
また同社では、2008年までに、30%近い消費者が固定電話に替えて携帯電話を利用していると予想している。
固定電話から携帯電話に切り替えた場合でも同じ電話番号を使い続けることができる「Wireless Local Number Portability」が2003年11月にFCCによって導入されたこともこの傾向に拍車を掛ける要因となっているようだ。
固定電話を利用しなくなる消費者像は、都市部に住む18歳から24歳の独身者で、モバイルデータを利用するSprintまたはT-Mobileの購入者であるという。
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[西尾泰三,ITmedia]
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