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2004/05/27 22:56 更新


「リッチクライアント」が導入段階に


 野村総合研究所は5月27日、次世代企業クライアントとして「リッチクライアント」が導入段階に入っているとした調査結果をまとめた。従来のWebブラウザベースのクライアントに比べ表現力や操作性の高さが特徴で、導入を検討している企業が増えているという。

 リッチクライアントは、クライアント側にアプリケーションの実行環境のみを搭載したもの。クライアント側に実行環境とビジネスロジックまで実装する「ファットクライアント」に比べシステム管理コストが安価になり、またクライアントからはWebベースで操作を行い、サーバですべてを処理するHTMLクライアントと比べ操作性と表現力が向上するメリットがある。

 クライアント・サーバシステムの利点を活かしつつ、HTMLクライアントの運用の容易さを兼ね備えるため、サーバとの機能連携なども可能になる次世代クライアントシステムとして注目を集めつつある。

 調査では、13%の企業でリッチクライアントが利用されていた。そのうち12.9%がHTMLクライアントからの移行、24.0%がファットクライアントからの移行で、50.6%は新規開発だった。

 導入メリットは「配布に手間がかからない」が71.6%、「利用者の生産性が向上する」と「利用者の教育・サポートが容易である」が同率の66.9%。またHTMLクライアントに比べ、ユーザーインタフェースの開発やユーザーの利便性、性能で優れているとの意見が多かった。

 開発環境や設計手法などで未成熟な部分はあるが、2年後にはリッチクライアントの導入は現在の2倍に増えると予測している。

[ITmedia]

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