まだ早い? 意外と便利? Pixel 9 Pro とGeminiで試す、生成AI時代のスマホアシスタントの“現在地”(2/5 ページ)
しれっと“主役交代”
本体をセットアップしていると、さっそく“主役の交代”に気づいた。もともとAndroidは電源ボタンの長押しで「Googleアシスタント」が立ち上がるようになっていたが、Pixel 9シリーズはGeminiがデフォルトに変わった。おなじみ「OK, Google」でもスッとGeminiが出てくる。
Geminiは生成AIベースのチャットAIなので、Googleアシスタントで必要だった“形式張った言い方”をしなくても質問の意図を理解してくれる。「1週間以内に届いたメールから緊急そうなのを教えて」「10歳ぐらいの子どもと楽しめる遊びを10個考えて」「ebayで買った商品に◯◯の不具合があったからセラーに確認したい。相手に送る英文を書いて」などなど、さらさらと案を出してくれる。Googleドキュメントにある長ったらしい資料もササッと要約してもらえる。
Googleアシスタントは回答できる“幅”があまり広くなかったので、質問しても「うまく理解できませんでした」と返されることも結構あった。これ、地味にストレスで、ここが改善されるだけでも「何か聞いてみよう」とハードルは下がる。
なお、アラームやGoogle Homeにぶら下がるスマート家電の操作は引き続きGoogleアシスタントの仕事で、Geminiはアシスタントを"召喚"して、それらの機能にアクセスする。ただ、将来Google Nest製品でもGeminiに置き換える話が出ており、遠くないうちにGoogleアシスタントとはおさらばの可能性もある。
スマートフォンをポケットに入れたまま、Geminiに声で質問することもできる。Pixel 9シリーズと同時発表された「Pixel Buds Pro 2」など、アシスタントを直接呼び出せるイヤフォンなら、例えばスーパーでふと「新鮮なアボカドってどう選ぶんだっけ」と気になっても、イヤフォンを長押しタップしながら声で質問するだけで、選び方を読み上げてくれる。
馴染みすぎてあまり驚かなくなったが、ふと気になったことをAIに「これってどういうこと?」と声だけで聞けるのは、なかなかSF感がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
引退した人型ロボ、“溶けた鋼の海”に沈む アーノルド・シュワルツェネッガー氏が提案 米企業が動画公開
-
2
Apple、macOSの「フルディスクアクセス」に追加の制御を導入へ 「AIエージェントの進化でリスクが大幅に増大」
-
3
総額2.3兆円、千葉市に巨大な「AIデータセンター」建設へ 発電大手JERA参画の“ドリームチーム”、勝機どうつかむ?
-
4
国産AI「LLM-jp-4」ベースのAIモデル、KDDI傘下のELYZAが無料公開
-
5
Meta、AIエージェント「Muse」とつながる自作ガジェット向けSDKをオープンソースで公開 「Raspberry Pi」などに対応
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
「FDE」は常駐SEのすげ替えなのか “人月商売の死”を打破したい国内SIer、打開策は意外なところに?
-
8
Google、「Gemini 4 Pro」ではなく「Gemini 4 Argon」発表 まずはサイバー防御組織に限定提供、出力上限は100万トークンに
-
9
「DMに逃げる理由は秘密保持ではない」 人とAIエージェントの“最強チーム”を作るベストプラクティス
-
10
富士通が脱人月モデルへ CROが説く「AI時代のバリュープライシングへの転換」とは
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR