プログラミング能力ゼロの文系ライター、AIでツール開発に成功 ブラウザ拡張が爆速で完成して超びっくり(2/3 ページ)

 びっくりした。プログラミングの知識もChrome拡張の仕様もなにも分からない自分が、Chrome拡張を作れるという事実。「なるほど、Webエンジニアの方々は、こうやって自分用のツールを作って効率化していたんだ!」と感じ、ちょっとしたエンジニア気分も味わった。

画像 こういう風に、ニュースリリースのURLをシンプルに保存できるツールがほしかったんだ!

優秀なエンジニアのように、意図を汲んでくれるAI

画像 要求仕様になかった機能も入れてくれていた

 それだけではない。Claudeは依頼していない機能まで追加してくれていた。URLの重複を防ぐ機能、不要になったURLを一気に削除する機能……「あった方が便利だろう」と判断してくれたようだ。確かに便利だし、必要だ。

 かつて、優秀なエンジニアに開発をお願いした時のことを思いだした。こちらが要求仕様として言語化できていない「本当に欲しい機能」を推定し、頼まなくても実装してくれていた。これがAIに数分でできるなんて……空恐ろしくなった。

 使ってみると、他にも機能がほしくなった。

 URL保存時の出る確認用ポップアップは邪魔だし、保存したURLを一覧できるHTMLページがほしい。それぞれの機能追加をClaudeにまたお願いした。すぐにできた。

 Claudeと相談しながら改良を重ね、理想のツールになるまで、1時間もかからなかった。エンジニアもこうやって試行錯誤しながら開発していくのだろう。改良の楽しさも知った。

急に動かなくなったが直せない

 理想の拡張が完成した! とホクホクして休憩に向かい、帰ってきて使おうとしたら……。動かない。なぜ。

 改良する過程で、ファイルの保存場所を何度か変更したのだが、そのせいで古いファイルを読み込んだり、バージョンが混じってしまったのかもしれない……。ファイルの保存先を変えてみたりしたが改善しない。

 そもそも自分で作ってないから。フォルダやファイルを開いても意味が分からず、何が悪いか完全に不明。お手上げだ。

 プログラミング能力がない人が、AIに“丸投げ開発”するリスクは、すべてがブラックボックスになることだ。問題が起きた時、何がネックかを特定できず、対処しようがない。

 解決方法は一つ。Claudeにお願いしてイチから作り直すことだ。

 「さっき作ってもらったやつ、なんか変になっちゃたから、もう一回作りなおして!」なんて、人間のエンジニアに依頼したらブチ切れられるだろうが、AIは怒らないから安心だ。

画像 最初のプロンプトで起きたバグを前提に、プロンプトを少し変更した

 Claudeにまた同じような依頼をし、同じ機能のツールを作り直した。だが作り始めに初回と同じバグが出た。AIモデルを「長考モード」に変えたせいか、デザインが初回と変わり、ゴテゴテしてしまった。初回のやつのほうがよかったなあ……。まあ、いいか。使えるし。またイチから作り直すのも面倒だし。

画像 作り直した最新バージョン。こんなにカラフルじゃなくていいんだけど、まあいっか

ツールの“自己開発”にハマった

 これがきっかけで、簡単なツールを“自己開発”することにハマった。

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この記事の著者

岡田有花

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