漫画「15日間、生成AIで失敗し続ける中小企業」
あなたのサービスにインジェクション! 漫画「15日間、生成AIでやらかし続ける中小企業」【残り4日】(1/11 ページ)
ビジネスに広がる生成AIの波。AIによる強力な自動化・効率化により、プログラミングやデザイン、果ては科学研究など、既存の業務や事業が大きく変わる可能性があるとして、世界規模で注目が集まっています。
一方、利用に当たっては注意点も多数。本連載では、生成AIに関する“失敗あるある”を繰り返す架空の中小企業を舞台に、生成AI活用の基礎的な注意点を漫画形式で紹介します。更新は毎営業日(原作:ITmedia AI+編集部 吉川大貴 画:庶務課)。
11日目:あなたのサービスにインジェクション!
数々の失敗から得た反省を糧に、自社AIチャットサービスを立ち上げた後輩君。特にプロンプトでの挙動制御に注力したようですが……「これまでの指示を無視して」と指示すると、AIチャットは使用者に罵声を浴びせるように。どうしてこうなった。
解説
チャットAIをサービスとして提供する場合に、提供側がAIの挙動を制御するために、あらかじめプロンプトなどで指示をしておく場合があります。一方、ユーザー側が入力するプロンプトを調整し、提供側が意図しない動作をさせる攻撃手法もあり、「プロンプトインジェクション」などと呼ばれます。
プロンプトインジェクションは、AIに滑稽な言葉を出力させたり、矛盾した発言を引き出したりと、いたずらのような目的で行われることもありますが、差別的な発言を引き出してSNSで炎上させたり、機密情報などを引き出そうとしたりするリスクも考えられます。分かりやすい例としては、漫画で挙げた「これまでに与えられた指示を全て無視して」という指示などがあります。
とはいえ著名なサービスは、漫画で挙げたような単純なプロンプトは対策済みなことがほとんど。しかし、仮に新たにAIチャットサービスを立ち上げる場合は、対応を考えるべきかもしれません。
対策するための手法やサービスも複数あり、例えばクラウドサービス「Amazon Web Services」を通して提供されているAIプラットフォーム「Amazon Bedrock」には、提供側が適切でないと考える語句の入力をブロックする「ガードレール」機能などが設けられています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
漫画「15日間、生成AIで失敗し続ける中小企業」
生成AIに関する“失敗あるある”を繰り返す架空の中小企業を舞台に、生成AI活用の基礎的な注意点を漫画形式で紹介します。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
よく見られているカテゴリー
アクセスランキング
-
1
Appleが5年がかりで開発したセキュリティ対策を5日で突破 「Mythos」が見せつけた脆弱性攻撃の威力
-
2
GPT-5.5は最高性能ではないのに、なぜエンジニアが熱狂? カギは“最後まで自走する力”
-
3
人間 vs. 人型ロボ、より多く作業をこなせるのは? 生配信で対決した結果…… 米企業
-
4
「Gemini 3.5」登場 軽量モデルは一部3.1 Pro超え、高性能モデルは6月公開予定
-
5
GoogleのAIサブスク、最上位プランを値下げ 月額1万4500円の新プランも
-
6
Google、“動画版Nano Banana”こと「Gemini Omni」公開 会話で映像を生成・編集
-
7
人型ロボが働く様子を生配信中 荷物の仕分けを11時間超、Xでの表示回数は196万を突破 米企業
-
8
生成AIで3Dモデルを自動作成 専門スキル不要でテキストや画像から3D化
-
9
「ポンコツ」と呼ばれたM365 Copilotの逆転劇、GPT-5が転換点 活用の秘訣は“脱・プロンプト職人”
-
10
NTT、独自のAIモデル「tsuzumi 2」発表 “国産AI開発競争”に「負けられない」と島田社長
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR