「ダムに虹がかかりました」――国交省・薗原ダム管理支所、“AI加工”した写真を投稿→物議に【追記あり】
国土交通省の薗原ダム(群馬県沼田市)管理支所の公式Xが投稿した画像が物議を醸している。問題となったのは、薗原ダムに虹がかかった様子を撮影したとする写真だ。写真内の看板の文字などに乱れがあるため、Xユーザーから「AI画像では?」との声が続出した。
物議を醸した画像は、公式Xが「薗原ダムに虹がかかりました」として27日に投稿したもの。正午ごろに撮影した写真といい、薗原ダムの背景に紅葉した山と虹が写っている。
一方、写真内の「薗原ダム」の看板の文字が乱れていることから、Xユーザーからは「AI加工では?」との声が相次いだ。公式Xが2023年12月に投稿した画像に比べ、階段や手すりなど構造物の一部形状が異なっているとする指摘もあるほか、公式Xが投稿したその他の写真にも造形に不自然な点があるとして、AIによる加工を疑う声も出ている。
こうした指摘を受け、公式Xは「肉眼で見たよりも写真の虹が暗めだったので、AIで虹の色調整を依頼したところ、虹以外にも色んなところが改変されています」と報告。「あえて元の写真は載せません! ぜひ現地で間違い探しをしてください」と来訪を促した。
X上では、この投稿に対し「AIの是非はともかく、公的機関の釈明がこれなのは疑問」とする声や、「AIで色調整した時点で現物とは別物」など、元の写真を掲載すべきとの意見も出ている。
ITmedia AI+では、この件について、公式Xを管理する国土交通省関東地方整備局利根川ダム統合管理事務所に電話で問い合わせた。同事務所は「状況を確認する」としている。返答があり次第追記する。
当該画像を削除
国土交通省の薗原ダム管理支所の公式Xは11月28日午後4時30分ごろ、物議を呼んでいた画像を削除すると発表した。詳細はこちらの記事まで。
【修正履歴:2025年11月28日午後1時30分】記事掲載当初、「AIで色調整した時点で現物とは別物」との記載が重複している箇所があったため修正しました。
【追記履歴:2025年11月28日午後6時20分】国土交通省の薗原ダム管理支所の公式Xが当該画像を削除した旨を追記しました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
現役組み込みエンジニアがAIを業務利用して分かったこと――期待と限界と現実解
-
2
なぜ「相場の半額」にできた? 「ヒューマノイド界のトヨタ」目指すZEALSの“したたか”な戦略
-
3
「データがない」「スキルがない」「発想が広がらない」 味の素冷凍食品は“3つのない”をどう解消した?
-
4
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
5
「ほんだし」のラベルがAIでぐちゃぐちゃに…… 味の素、公式Xの投稿画像について謝罪
-
6
「MicrosoftよりGoogle」で6億円削減も? 舞鶴市、千代田区が明かすIT刷新とAI活用の成功法則
-
7
業務効率に「不満」6割 なのに最も効くのは「生成AI」でも「ツール」でもなかった
-
8
なぜ「純国産AIは無理」なのか? さくらとSakana AIが示す「ソブリンAI」の現実解
-
9
Claude、Codex、Qwen……そのAI用語、どう読む? 読み方クイズ30問
-
10
「AI進化の裏でモノづくりは30年止まっている」、直列工程を並列化する産業OS
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR