「チャピる」「ギュられる」って何? 今年流行った「就活用語」にAI関連ワード マイナビ調査
マイナビは8月19日、2027年卒の就職活動で流行した用語を発表した。米OpenAIのチャットAI「ChatGPT」を示す「チャッピー」に加え、「チャピる」「ギュられる」といったAIに関する新語が登場した。
マイナビが例年実施する調査のなかで、27年卒業予定の大学生・大学院生に周囲で流行った「就活用語」を聞いた。
1位は「NNT」(「無い内定」の略、内々定に掛けた言葉)、2位は「ガクチカ」(面接で聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の略)、3位は「お祈り」(不採用になること、通知メールの「今後のご活躍をお祈りしております」が元)だった。
「チャッピー」は8位にランクインして初のトップ10入りとなったほか、ランク外にも「チャピる」「ギュられる」といったAI関連ワードが見られた。マイナビによると、就活用語としての「チャピる」は「ChatGPTを使ってESを書くこと」。「ギュられる」は「『シンギュラリティ』の略。生成AIによる業務削減で新卒採用が減ること」という。
なお一般には、「チャピる」はChatGPTを使ってWeb検索すること、「ギュられる」はAIに仕事や役割を奪われることの意味で使われる場合も多い。
就職活動に影響したニュースワードも聞いたところ、1位が「初任給アップ」、2位が「人工知能・AI」、3位が「ChatGPT・対話型AI」だった。「初任給アップ」は4年連続の1位となった一方、「人工知能・AI」と「ChatGPT・対話型AI」は過去3年の順位よりも上位に入った。
AIに関するワードが多く挙げられた結果について、調査を担当した石田力氏は「学生が社会や技術の変化を積極的に取り入れている様子もうかがえた」と指摘した。「今後企業側は、こうした学生の情報感度や価値観の変化を的確に捉えた上で採用活動を行う必要が出てきそうだ」(石田氏)
27年卒業予定の学生の7月末時点の内々定保有率は83.7%で、26年卒を上回る水準だった。
今回の調査は、就活情報サイト「マイナビ2027」の会員1239人を対象に、7月25日~31日に実施した。
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