“でぶねこ”の重み公開 1兆パラメータのAIモデル「Mistral Large 4」(Le Chonk)がダウンロード可能に(1/2 ページ)
AI開発企業の仏Mistral AIは10月29日(現地時間)、AIモデル「Mistral Large 4」(通称Le Chonk、ぽっちゃりした猫の意味)の重みをHugging Faceで公開した。コーディングやサイバーセキュリティ分野で高い性能を示すという。商用利用もできるが、モデルそのものをサービスとして提供する場合は異なるライセンスが必要となる。
Mistral Large 4はマルチモーダル対応のAIモデルで、総パラメータ数は約1兆。「Mixture of Experts」を採用しており、入力に応じて約520億パラメータを動かす。日本語を含む160以上の言語に対応している。
コーディング性能を測るベンチマーク「Artificial Analysis Coding Agent Index」では、中国Z.aiの「GLM-5.3」に匹敵するスコアを記録。1タスク当たりの平均トークン使用量もGLM-5.3より47%少なかった。またAIモデルの性能評価を手掛ける米Artificial Analysisによると、Mistral Large 4は中国企業以外が開発したオープンウェイトモデルでトップクラスの性能という。
Mistral Large 4は、Mistral AIの開発プラットフォーム「Mistral Studio」やAPIなどでも提供する。API料金は100万トークン当たり入力0.70ドル、キャッシュ済み入力0.07ドル、出力2.10ドル。
Mistral AIは6日、重みは非公開の状態で、Mistral Large 4のパブリックプレビュー版を公開していた。なお、通称にも使われている「chonk」は英語圏のネットスラングで、ぽっちゃりした動物、特に猫を指す言葉。公式サイトやプロモーション動画にもぽっちゃりした猫のモチーフが登場している。
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