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月額3万円を払っていても「家に帰れ」? 動画生成AI「Sora」アクセス集中、早く使いたい人たちを突き放す

» 2024年12月10日 11時45分 公開
[ITmedia]

 12月9日に、米OpenAIが一般提供を始めた動画生成AI「Sora」。ChatGPTの有料プランに登録している人が利用可能で、すでにその性能を試そうとしている人が殺到している様子だ。しかし、その一部は「家に帰れ」と突き放されている。

 Soraの利用開始には、ChatGPTとは別に新たなアカウント作成が必要だ。しかし10日(日本時間)午前11時時点で、アカウント作成はできない。トラフィックが集中しているので一時停止しているといい、使い始めたい場合は少し待つよう呼び掛けられている。

 該当するユーザーにはその旨を知らせるウィンドウが表示され、Sora公式サイトのホーム画面に戻るよう促される。ただ、ホーム画面に戻るボタンが「Go Home」なので、ブラウザ上で日本語への自動翻訳をかけると「家に帰れ」に。

 結果、Soraを使いたくても使えないユーザーたちが“帰宅”を促されている状態になっている。メッセージを日本語訳した際の乱暴さが面白がられてか、SNSにもウィンドウのスクリーンショットが複数アップされている状況だ。

 SoraはChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」(月額20ドル)と「ChatGPT Pro」(月額200ドル)ユーザー向けに提供しているが、アカウントの作成停止措置はプランを問わず発生している。

 Soraは文章や画像、動画を入力すると新たに短い動画を作れる生成AI。生成した全動画は、Sora製であることを識別でき、生成元の検証も可能であるなど、ディープフェイク対策機能も搭載しているという。

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