楽天は9月18日、AIを活用してパーソナルカラー(似合う色)や肌の状態、顔の輪郭を診断し、ユーザーに適したコスメを「楽天市場」の商品から提案する「ビューティアドバイザー」の提供を始めた。
パーソナルカラー診断、肌タイプ診断、顔スタイル診断の3種類あり、それぞれカメラで自分の顔を撮影しながら、AIが状態を判定。判定結果はプロフィールに登録できる。
判定結果に加え、美容プラットフォーム「LIPS」の商品評価やクチコミデータ、診断時の季節や最新トレンドを反映した上で、楽天市場に出店する約170のコスメブランドから最適なメイクアップやスキンケア商品を「あなたにぴったりコスメ」として、ジャンル別に提案する。
利用には、楽天の美容メディアサイト「RAXY」への会員登録が必要。
同社は「AI-nization」をテーマに、ビジネスのあらゆる面でAI活用を推めている。
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