森永乳業は、大貫陽一社長の発言や思考を取り込んだ「AI大貫さん」を12月25日に全社員向けに導入した。経営層の考え方を身近に感じ、意志決定の参考にしてもらう狙い。
業務で判断に迷うときに「AI大貫さん」に相談したり、アドバイスが欲しいときに問いかけるといった利用方法を想定している。
先端デジタル技術を認知・活用することも狙いの一つ。今後も、積極的な新技術の活用やリテラシー教育をする予定だ。
「AI大貫さん」のコメントとして同社は、「皆さん一人ひとりが“経営の視座”を自分の仕事に取り込むための仕掛けです。判断に迷ったとき、挑戦の一歩を踏み出すとき、ぜひ使ってほしい。挑戦する文化を一緒につくりましょう」などの内容を紹介している。
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