ロボット開発企業の米Figureは3月9日(現地時間)、量産向け人型ロボット「Figure 03」が、リビングを自律的に片付ける様子を紹介する動画を公開した。
同社が開発したロボット制御用AIモデル「Helix 02」を実装。テーブルの上のコップをどけ、洗剤をスプレーし、テーブルをタオルで拭いたり、リモコンを操作してテレビを消したりするなど、複雑な動作を行っている。
動画には、タオルと洗剤スプレーを持ったFigure 03が登場。テーブルの上の掃除した後、リモコンを操作してテレビを消したり、かごを片手に持ち、散らばったブロックを片付けたり、ソファに散らばったクッションをそろえて置いたりしている。
「Helix 02」は、カメラ映像を基に全身を制御。移動中の物体操作・両手協調動作・道具の使用など8種類の複合タスクを、同一のAIモデルでこなしている。新しいアルゴリズムやエンジニアリングを必要とせず、新しいデータを追加するだけで新たなタスクを学習しているという。
動画の例では、かごを腕にはさんで両手を自由にし、おもちゃを拾えるようにしたり、つかんだリモコンの方向を手の中で変え、電源ボタンを押したり、ソファとテーブルの間の狭いエリアも、足をバランスよく動かして通り抜けるなどのタスクを、データから直接、自律的に学習したという。
Figure 03が家事をこなす動画はこれまでにも公開されており、お盆に載せた食器を運んでテーブルに置いたり、洗濯物を畳むなどの動作が確認できた。物の配置が毎回変わり、タオルやクッションなど柔かい素材が混在するリビングでも、Figure 03が利用できることをアピールした形だ。
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