Claudeを“コスパ良く”利用可能に 性能の異なるモデルが“適材適所”で稼働、Anthropicの新ツール
米Anthropicは4月9日(現地時間)、性能が異なるAIモデルを“適材適所”で稼働させ、自律的にタスクをこなす際のコストパフォーマンスを高める「The advisor strategy」(アドバイザー戦略)を発表した。同戦略を実行する「The advisor tool」(アドバイザーツール)をAPI向けに提供する。
同戦略では、同社のAI「Claude」の最上位モデル「Opus」を「顧問役」に、中位以下の「Sonnet」「Haiku」を「実行役」に設定する。SonnetとHaikuが基本のタスクを実行し、処理に行き詰まると、OpusがSonnetとHaikuに対処法をアドバイスする。
ソフトウェアの開発性能を測るベンチマークでは、Opus+SonnetはSonnet単体より2.7%高いスコアを示し、自律的にタスクをこなす際のコストを11.9%削減した。Web検索やターミナル環境での開発性能を測るベンチマークでもスコアは高まり、コストは低くなったとアピールしている。
なお、Opus+Haikuの場合、Haiku単体より性能は高まったものの、コストも同時に上昇したという。
アドバイザーツールは、ClaudeのMessages APIで利用できる。処理は単一のリクエスト内で実行され、料金は顧問役と実行役になる各AIモデルの使用料金で計算される。顧問役は1回の処理につき、基本的に400~700トークンほどのアドバイスを出力するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「非エンジニアに役立つかで価値が決まる」 たった1時間で開発したツール、なぜGitHub史上最速で伸びた?
-
2
「社内用語」がAI分析を邪魔する……ニトリが“力技”で解決 「赤羽店の寝具の売上高を出して」可能にできたワケ
-
3
「MicrosoftよりGoogle」で6億円削減も? 舞鶴市、千代田区が明かすIT刷新とAI活用の成功法則
-
4
ChatGPT、Gemini、Claude Sonnet 5の“最強”は? 「速度」と「安定性」を実測して比べてみた
-
5
ロボットの費用対効果が3年以内に人手を上回る――インテルが調査結果から洞察
-
6
千葉豪雨、なぜ当日昼前まで予測できなかったのか ウェザーニューズに聞く「天気予報のメカニズム」のイマ
-
7
建築業でも「Claudeの有料導入」が急増 AI導入レベルが上がった企業を悩ます「新たな壁」とは
-
8
中国で“ロボットの運動会” 100メートル走で“ボルト超え”……で、走るのは速いけど仕事はできるの?
-
9
「たった14人」の挑戦から7兆円の逆転劇へ ラピダス小池社長の「TSMCとは戦わない」2ナノ半導体の勝算
-
10
売上高93%増のPalantirが独走 AI競争の主戦場「制御層」を奪い合う3陣営
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR