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「クリスタの“非公式”画像生成AIプラグインを公開しよう」→Xで批判殺到 セルシスが「配布認めない」と表明する事態に

セルシスは、イラスト作成ソフト「CLIP STUDIO PAINT」(クリスタ)の非公式プラグインや、そのソースコードに関する声明を発表した。

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 セルシスは9月20日、イラスト作成ソフト「CLIP STUDIO PAINT」(クリスタ)の非公式プラグインやソースコードに関する声明を発表し、非公式プラグインの配布などを一切認めない方針を示した。セルシスは「プラグインSDK規約では、当社サービス以外でのプラグインを利用する目的での不特定多数への配布は認めていない」と表明している。


セルシスの非公式プラグインに関する声明

 同日午前10時ごろ、X上であるユーザーが「画像生成AIを使ったクリスタ用プラグインを開発している人がいる」という投稿をしており、注目を集めていた。その書き込みによると、このプラグインはすでにGitHubで公開済みであったため、セルシスにこの件をメールで報告したという。

 この投稿に対して、クリスタ利用者とみられるユーザーを中心に賛同する声が殺到。「クリスタの方針に反する機能を勝手に導入するから営業妨害になるのでは」「自分もセルシスにメールした」などの声の他、利益規約の文面を持ち出し、規約違反を指摘する意見もあった。これを受けてか、セルシスは同日午後4時26分にクリスタの公式X(@clip_celsys)で非公式プラグインに関する声明を発表した。

 画像生成AIを巡る対応についてセルシスは、2022年11月に一度、画像生成AIを使った作画補助機能を試験導入した。しかし、ユーザーからの批判が相次ぎ、発表からわずか3日で搭載を見送ると方針転換。その後24年2月にも「クリスタには画像生成AIを搭載する予定はない」と表明していた。


24年2月に発表した声明

 なおセルシスは同日、25日に上場市場区分を東証プライム市場へ変更することを発表している。


上場市場区分変更の声明

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