グリーンSCM入門(2):
グリーンSCMでは、従来のSCM以上にサプライチェーンの各プロセスを効率化するきめ細かな工夫、配慮が求められる。その実践のためには主体企業の強いモチベーションが不可欠となる。
グリーンSCM入門(4):
グリーンSCMとは、サプライチェーンの運用効率化を追求した“結果”として実現できるようなものではない。その戦略からITシステムの活用まで、一貫して「環境負荷低減」を意識することで初めて、大きな効率化を約束してくれるものなのだ。
グリーンSCM入門(3):
環境負荷低減効果の高い物流プロセスをいかに効率化するかが、グリーンSCMの効果を大きく左右する。その施策例はさまざまだが、大切なのは各施策のポイントをつかみ、自社の状況に応じて適宜組み合わせることだ。
グリーンSCM入門(1):
世界的な環境意識の高まりを受けて、SCMに「環境負荷低減」という指標を取り入れた「グリーンSCM」が、いま着実に浸透しつつある。では従来のSCMに対して、具体的には何が違うのだろうか?
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(7):
SCMシステムは、性能で選ぶのではなく、“自社の業務”に最適かどうかで選べばよい。ただ、そのためには、自社の目標やビジネスモデル、サプライチェーンモデルや業務フロー、関連部門間の関係性など、“自社の業務”を熟知していなければならない。
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(6):
SCMは、現場レベルの「オペレーション」ではなく「マネジメント」である。SCMで目指す「全体最適」も、システムに実装された最適化計算モデルで導き出されるようなものでは、決してない。最終的には経営層の決断が必要だ。
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(5):
「製造現場のERP」というべきMESと、MRP、スケジューラ、WMSなどを連携させれば、SCM実現の土台を築くことができる。しかし、それらを不用意に導入し、つなげるだけでは、自社の生産管理体系を崩壊させかねない事態に陥ることもある
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(4):
「企業の競争力を向上させる」と、かつて鳴り物入りで登場し、多くの企業が導入したERP。しかし、実際に効果を挙げられたケースはとても少ない。その理由は、実行系業務と、それを支援するERPの本質を、正しく理解していなかったことにある。
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(3):
SCMの成功と失敗の分水嶺となる計画系業務。需要予測システムをはじめ、支援システムは数あれど、最終的にビジネスを判断するのは人間でなければならない。その理由を解説する
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(2):
前回、SCMとは「無駄をなくして、もうけ続けるためのビジネスの体系」であると紹介した。でもそのためには、具体的に何をすればよいのだろう? SCMとしてなすべき業務を、もう一度、確認しておこう。
「もう二度と失敗しない」SCM完全ガイド(1):
ビジネスのグローバル化に伴い、SCM構築の波が再びやってこようとしている。しかしSCMの第1次ブームのころ、なぜ多くの会社はSCMの効率化に失敗したのだろうか? 同じ轍を踏まないためにも、まずその失敗事例を振り返ってみよう。