どれを利用しても同じに思われる乗換案内サイトだが使い勝手には差はある。経由地を指定できるサービスなら営業ルート検索に大助かり!
外回りが多いビジネスマンにとって、乗換案内サイトは必須。「乗換」を検索すると数多くのサイトがヒットするが、1日に何カ所も移動する必要があるのであれば、経由駅を指定できるサービスのほうが便利だ。
「MSN路線」は、経由駅を2つまでの指定できるのが利点。大手町のオフィスを出発して、新宿、渋谷、六本木の3カ所を訪問したい場合、訪問する順番で経由駅を入力し、最後の訪問先の最寄り駅を到着駅に設定すればよい。この3駅を入れ替えて検索すれば、最も所要時間が短いルートも探し出せる。
「13時にオフィスを出て、2カ所を回って、16時までに帰社したい」といったときにも役立つ。その場合は、出発駅と到着駅をオフィスの最寄り駅にして、経由駅に訪問先の最寄り駅を入力するといいだろう。
東京、名古屋、大阪の3大都市圏であれば路線図をクリックすることで駅名を入力できる。路線図を見ながら検索すると、外回りルートをイメージしやすく「このルートだったら、ついでにここにも」といったアイデアも思い浮かぶ。
MSN路線のもうひとつの特徴は、検索結果のアイコンだ。出発駅、経由駅、到着駅それぞれに表示される時計のアイコンをクリックすると、その駅の時刻表を表示。次の訪問先に向かうときに時刻の目星を付けやすい。また、地図のアイコンをクリックすると周辺地図を確認できるほか、駅のアイコンをクリックすると駅の住所や路線情報などを確認でき、JRの場合はプッシュホン予約の番号も調べられる。
その日に利用した運賃を調べるために乗換案内サイトを利用している人も多いだろう。経由駅が設定できないサイトでは区間ごとに調べる必要があるが、MSN路線では経由した駅名を入力して一括検索できる。ただし、切符の買い換えが発生しない区間の運賃はまとめて表示されるので、その場合は乗車駅〜下車駅の区間を設定した料金検索が必要になる。−−
項目 | 内容 |
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名称 | MSN路線 |
提供元 | マイクロソフト |
価格 | 無料 |
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