最近の文房具関連ニュースをまとめた。今回は、住友3Mの多用途粘着テープや象印の保温弁当箱など。創立88周年を迎えるパイロットが限定発売するという130万円超の蒔絵万年筆にも注目だ。
突如始まった新コーナー「文具ニュースダイジェスト」。文房具などビジネスシーンに役立つニュースを紹介する。今回は7月31日〜8月4日にかけてのニュースをまとめた。
住友スリーエムは、平常時の約6倍まで伸びる多用途粘着テープ「<スコッチ>ストレッチィテープ」を8月1日に発売した。同社では、テープが伸びることで、凹凸面にもなじんで貼ることができるほか、ホースなどの一時的な補修や液漏れしやすい容器などの密閉などにも用途が広がるとしている。基材はポリエチレンで、粘着材は合成ゴム。サイズは48.0ミリ×27.4メートル。希望小売価格はカッター付き1523円、本体のみが1155円。
象印マホービンは、保温弁当箱「お・べ・ん・と」(3タイプ)を8月21日に発売する。価格は5040〜5775円。最大の特徴は、食べ終わったら2つのおかず容器をごはん容器に収納することで、持ち帰り時には半分の大きさにできること。また、ごはん容器はステンレス魔法瓶構造の保温ケースになっており、保温が利くことも便利だ。本体の大きさは幅19センチ×奥行き10センチ×高さ10〜11センチ、重さは430〜470グラム。
ナカバヤシは、パンチ穴を補強する「パッチパンチ」を8月下旬に発売する。パッチパンチは2穴パンチの基本機能に加え、穴あけと同時に、パンチ穴を自動的にパッチで補強する機能を搭載。書類の長期保存などに考慮した。また、パッチはカートリッジ式で補充も簡単だという。サイズは幅127ミリ×奥行き154ミリ×高さ155ミリ。重さは約930グラム。価格は3675円。
2006年10月1日で創立88周年を迎えるパイロットコーポレーションは、“米寿”を記念して、創業当時から受け継がれてきた蒔絵技法を施した記念万年筆「獅子・狛犬」(価格136万5,000円)と「仁王」(価格15万7500円)を発売する。販売数は「獅子・狛犬」が全世界で限定88本、「仁王」が全世界で限定880本。予約は8月7日から全国の有名文具店や百貨店で受け付ける。
トンボ鉛筆は、芯を1本ずつ取り出せるシャープペンシル用の替え芯「MONO-WX(モノ ダブルエックス)」を発売した。0.5ミリ芯8濃度(2H、H、かためHB、HB、こいめHB、B、2B、3B)を用意。希望小売価格は40本入り210円。MONO-WXでは、ケース上部がスライド式のキャップにトンボ鉛筆独自の「ダブルガイド機構」を採用。キャップを右にスライドさせると1本、左スライドさせると3〜5本の芯を取り出せる。同社が実施したアンケート調査で、「芯を1本だけ出せること」を要望した学生が多かったことに答えたという。
エレコムは、低反発ポリウレタンを利用した「低反発ウエーブフォーム」を採用したインナーバッグ「ZSB-IBシリーズ」とアクセサリーケース「ZSB-ACシリーズ」を、「ZERO SHOCK」シリーズから8月下旬に発売する。ZSB-IBシリーズでは10.4〜17インチワイドまでの8サイズ各3色を用意。価格は1900〜2800円。ZSB-ACシリーズはアクセサリーの種類で選べる3サイズ各3色で展開。こちらの価格は1200〜1700円。
住友スリーエムは、システム手帳用リフィールの「<ポスト・イット>スタイル キット」(以下、スタイル キット)を8月1日に発売した。このスタイル キットは、従来のノート/ふせん/見出しタイプのポスト・イットなどをセットにした製品。各種システム手帳に適合する6サイズを用意した。価格は399〜577円。
エーワンは「マルチプリンタラベル」に「ミシン目入り開封しやすいラベル」を8月1日に追加した。8月1日に発売されている。新発売のラベルは、ラベル中央部に切り離し用のミシン目が入っており、ミシン目を切るだけで封筒やギフトボックスを傷つけることなくキレイに開封できるのが特長だ。手紙の封緘シールやギフトシールに向いているという。上質紙を使用し、標準総厚みは0.23ミリ。坪量は1平方メートルで205グラム。はがきサイズで、丸型12面、タテ型4面、ヨコ型4面の3種類を用意。いずれも420円。
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